日本上陸記&はねっぱこ

【一日一作プロジェクト】「はねっぱこ」を作った。朝から作品の大整理。5時間かけて、なんとかざっと片付けたものの

「部屋に一歩入ったとたん、ものすごい圧」

笑。窒息しそう〜。作品一つ一つから放たれるエネルギーが、狭い部屋の中に充満し、もうなんというか爆発寸前。

「息苦しい〜」

笑。自分の作品だけど。部屋のスペースに対して、作品の量が100倍くらい。バランスめちゃくちゃ。つくづく思うが、空きスペースって大切だ。これでは作品が呼吸できない(←私も)。

「まあ、展示室ではなく保管室」

なので、仕方ないとはいえ。小さな作品は、まだ部屋の中に収めることができる。問題は、大きな作品。どうしても「壁」がいる。立て掛けたり、貼り付けたり、ぶら下げたり。ということは・・・

「もう1つ部屋が必要?」

立ち尽くす私の背後から、父がぽつり。「作りすぎじゃない?」「どこかに保管してもらえないかねぇ」。実家がどんどん「作品の館」に変貌中。できればこれらの作品を

「制作時期やテーマで分けたい」「絵、コラージュ、衣類、陶芸など素材で分けたい」

そこで、はっとする。それが「展示会」ってことだよね〜(笑)。さて。保管室の除湿剤と防虫剤を買いに。ついでに、父と買い物&ランチ。近所のうどん屋で、私の大好きな

「カレーうどん」

を堪能。豊橋名物じゃない方の。単品メニュー。こっちの方が好き。きりりとダシがきいて、ネギと豚肉。これっしょ。今度はいつ、カレーうどんが食べられるのか〜。

おやつは知多の大あんまき。中の餡は抹茶とほうじ茶(期間限定)。家に帰ると、そそくさと庭へ。すっかりガーデン信仰。大石に腰を下ろしながら

「つくばいコーナーを変身させられないものか」

勝手に想像をふくらませる(笑)。この元つくばい、雨水がたまったまま、もう数年も放置されている。何かできそう〜。

「にしても石、多すぎや〜」

移動が無理なら、また穴を掘って埋めるか?いや、上にセメントを盛って、造形という手も。勝手に妄想しながら、アジサイとたわむれる。

「アジサイの花が咲き始めた」

3週間前は、まだ緑の葉っぱだけが、わさわさと生い茂っていたのに。庭は、時の移り変わりを無言で告げる。

「うれしくもあり、さみしくもあり」

アジサイの花は、出発の知らせ。父との別れが近づいている。だからこそ。ビール片手に枝豆で家飲み。夜は再びビンゴゲーム。今日を全力で楽しむぞ〜。

「お母さんがまた連勝!」「ええー、なんなん〜」

ゲームをやる時、父は必ず「母」の分も取り分け、3人制で行う。母の番とはいえ、実際にプレイするのは父なので、それでどうして「三連勝」できるのか。不思議だ〜。

いよいよ明日は、豊橋最終日。まずスーツケースを準備し、空港宅配便に出す。そして、成田泊&スペイン入国の準備。父とのんびりテレビを見てたら、突然「腰」に違和感が。

「あれ?あれれ?なんか突っぱるような?スジを違えたような?」

何かが「ずれた」感じがしたが、まぁ大丈夫だろ〜。筋肉痛かも。その時、私はまだ知らなかった。この不思議な腰の違和感。東京行きの新幹線の中で、いきなり再発することを。(明日に続く)

★作品紹介「はねっぱこ」。「葉っぱ」と「根っこ」がひとつになった。コルクアート。

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