【一日一作プロジェクト】メガネケースアート「らぱす」を作った。マラガで山火事が起こり、3000世帯が避難。
「うわっ、テラスから山火事が見える」
煙がもうもう(写真)。消防士や給水ヘリコプターの方々が、休む間もなく消火にあたる。なんせ今マラガは乾季。雨の日はない。からからに乾いた山林は、瞬く間に炎に包まれる。
「日本の梅雨と湿気をここに持って来られたら」
雨には期待できないマラガ(涙)。白い村で有名なミハスから、アラウリンにかけて。住宅地のすぐそばまで火の手は迫る。一刻も早く、炎を消し止めなくては!
「自分の家を失うかもしれない」
その絶望感。私たちの思いが、祈りのエネルギーとなって、火の勢いを押さえ込んでくれますように。(ニュースでは鎮火に向かっているとのこと)
アトリエでペイントしていられることに感謝しながら、あるものなんでもアート。本日はメガネケース。素材箱の中から3つも出てきた。その横で、四角や三角の木片にもペイント。
「ぎゅうぅう〜〜〜っ」
なぜかオウムが、筆を強く握りしめる。左利きなのか、つかむのは必ず「左足」で(写真)。オウムの握力はすさまじく(←木から落ちないように)かなり本気で引っ張っても
「筆は、私たちの間を行ったり来たり」
取り上げることは絶対に不可能。なので、他に興味を引かせて、その隙にささっと奪う。ふぉっふぉっ。まだまだじゃのう〜(笑)。
「らぱす」
私たちは誰もが、自分だけのスペース、居場所、聖域を持っている。生活の中と、心の中に。小さくとも宇宙に匹敵する、平穏の空間「らぱす」。La paz(ラ・パス/平和、平穏)から。メガネケースアート。
みなさま、すてきな一日を。