【一日一作プロジェクト】「むすびはぐ」を作った。フェリアレポート。ダンス教室のカスタネット部の仲間と、郊外のフェリア会場へ。今夜はなんと
「カスタネット演奏会」
いくつものグループが参加し、盛大にカスタネットでフェリアを祝う企画。練習しながら夕食なので、めちゃかしましい会場(笑)。
この日のために、みなさん数ヶ月に渡って練習。私は昨年より、制作に力を入れるためカスタネットはお休み。そんな折
「最後の練習に来たら?」
と先生にお声をかけていただき「最後の1回の練習」だけに参加。1時間で3曲を覚えることに(汗)。もちろん、家を出る前にも、アトリエで1人練習。
「ほぼぶっつけ本番」
なので、かなり不安。大丈夫なのか〜。自信なし。なんせ1年練習していないので、指が動かない。手が固い。とにかく「先生の手元を凝視」する作戦で行こう。
夕食の後は、いよいよカスタネット演奏会のスタート。70、80歳のセニョーラが、快活にリズムを刻む。動きも慣れていて余裕〜。すごいなぁ。
「さぁ、いくよ!」
レメ先生の掛け声でステージ前へ。まずは「パソ・ドブレ」からスタート。軽快なリズムが気持ちいい。
「絶対に間違えられないところだけは暗記。残りは先生の手元を追う」
方式で、なんとかついていく。何より、ずっと練習してきた仲間に、迷惑だけはかけたくない。その思いが、落ち着きを取り戻させてくれた。
全てのグループが演奏を終了。最後は、参加者全員がひとつになって「マラゲーニャ」を演奏。これでもう、心はひとつ。感動〜。
「むすびはぐ」
「UNIR(結ぶ)」の文字が踊る。家族、友人、仲間と、心をひとつにするすばらしさ。寄り添う気持ちがハグになり、心と心を結ぶ。
カスタネット演奏会が終わったのが、夜中の1時半。これでおひらきかと思ったら「さあ、これから踊りに行きましょう!」って、先生(笑)。セビジャーナスやルンバを、汗だくになって踊る。
フェリア会場は人、人、人。こんな時間でも大賑わい。踊る→水を飲む→座る→踊るを、ひたすらくり返す。そろそろ疲れたなぁと思って、時計を見ると
「夜中の3時」
うそ。誰もあくびなどしていない。踊りのドーパミンってすごいな〜。汗だく、へとへとになって帰還。家に着いたら
「朝方の4時半」
笑。これにつきあえる旦那様方もすごい(いつも感心してしまう)。全力でのぞむ、挑戦する、遊ぶ。フェリアの心身デトックス、清浄効果はハンパない。
レメ先生、仲間のみんな、ムーチャス・グラシアス!何かを全力でやるって、すばらしい。今回は余裕がなかったおかげで
「本番の緊張感」
を、久しぶりに体験させてもらえた。忘れてたな、この感じ。ふと音楽屋だった頃を思い出す。明日はセントロのフェリアへ。レポートは続く〜。
みなさま、すてきな1日を。