【一日一作プロジェクト】「己宙」を作った。フェリアレポート。本日は、なでしこフェリア女子会。
「まずはラリオス通りをそぞろ歩く」
ここからフェリアは始まるのだ〜(写真は全てラリオス通り)。千恵さんと砂苗さんが隣町から来てくれた。電車とバスで。心おきなく飲むために(笑)。
「頭に花をつけて来てね。フェリア的ドレスコード」
とお願いしておいたので、2人の髪には白やピンクの花が。いいのう〜。私は大輪のピンク。実はこれ
「家に飾る用の造花をちょん切って」
手作り。3€(500円)。ラリオス通りを歩いていると、どこからか音楽が。白い衣装に身を包んだミュージシャンとダンサーが。おお〜。
「ライブが始まるよ」「行こう」
お兄さんの声も味がある。ミュージシャンの演奏に合わせて6人のダンサーが華麗にステップを踏む。きれい〜。すてきー。あんな風に踊れたらなぁ。と、うっとりしていると
「さぁ、一緒にセビジャーナスを踊りませんか?」
お姉さんたちが舞台から降りてきた。その瞬間「踊りたい!」と、人の輪から飛び出す。隣の千恵さんにバッグを押しつけて。お姉さんは最初
「回転」「パセイージョ」
と小さな声でささやきながら、踊りを誘導してくれた。すぐに「あ、踊れるのね」とウインクして、後はひたすら音楽に身を任せる。
「マラガのラリオス通りで、セビジャーナスが踊れるなんて!」
もう感無量。幸せの絶頂。それも、こんなに上手な美しいお姉さんと。感動でふらふらになりながら人の輪に戻ると、千恵さんと砂苗さんが
「動画を撮っておいたよ」「いいのが撮れたよ〜」
と、さらに幸せにしてくれるのだった(涙)。ありがとう〜。友達はいいのう。(動画はFacebookでご覧いただけます)。
「あっちでベルディアーレスやってるよ」「行こう」
マラガの山岳地帯の民族音楽&舞踊。素朴で温もりのある、村人たちが代々受け継いでいく文化。いいなぁ。
「こっちはマラゲーニャだよ」「おお〜」
別のグループが、カスタネット片手に「マラゲーニャ」を踊っている。私も練集中のマラガの民族舞踊。喜んで写真を撮っていたら
「あっ、あなた、カスタネットの!」「あれれ⁉︎」
なんと2日前に「カスタネット演奏会」で出会った別の教室の人たち。先生ともご挨拶して、さっそく記念写真。ご縁って、不思議だなぁ。
「大好きなもの」
を通して、人と人がつながる。心が結ばれる。一瞬で。人生って、すばらしい〜。
「己宙(ウニベルソノレ)」
「己」文字。内に太陽と月を抱いて。己はひとつの「宇宙(ウニベルソ)」。ウニベルソ+オノレの造語。
歓びと悲しみ。出会いと別れ。人生には、いつも2つの面がある。笑っていても、心の中で泣いていることだって。
「エビで有名な店があるよ」「行ってみよう〜」
グルメの千恵さんが言うなら、期待できそう〜。感動ばかりしていたら、お腹が空いてきた。「女3人ハシゴランチ」は明日に続く。