フェリア&あちぇ

【一日一作プロジェクト】「あちぇ(H)」を作った。フェリアレポート最終回。ダンス教室の先生&仲間とセントロへ。

「通りという通りでセビジャーナスを踊る!」

これがしたかった〜(笑)。歩いては踊り、飲んでは踊り、おしゃべりしては踊り。あまりに踊ってばかりいたので、スマホはずっとバッグの中。

「踊っている写真が1枚もない」

くぅ〜っ(涙)。今日ほど踊った日はなかったのに!残念。きっと観光客のスマホの中に、ベストショットが隠されているのにちがいない。

「あの〜、取材してもいいですか?」

なんとマイクを持ったお姉さんとカメラマンが。新聞社とのこと。フェリアの感想をインタビュー。すかさずダンス女子の先輩が

「セビジャーナス踊ろうか!」「ええっ、いいんですか⁉︎」

わらわらと立ち上がる私たち。周りのマラガっ子達も「オーレ」「グアパ」と声をかけてくれる。雰囲気最高〜。

「マラガの通りで踊るセビジャーナスに勝るものなし」

石畳の旧市街を、扇子を手にそぞろ歩く。肩で風を切って。背筋をすっと伸ばして。私服の時とは、表情や歩き方まで変わってしまう。

「フラメンコ衣装は、私たちを非日常へと連れ出す」

きりりっ。聞けば、フラメンコの衣装を身につける人は、年々減っているらしい。だからか、どこへ行ってもお声がかかる。

「オーレ!」「グアパ」

それで思い出した。朝、マンションを出た所で、通りすがりの見知らぬご夫婦に「オーレ」と声をかけていただいた(笑)。そういう時の私は

「きりっとした姿勢で、扇子片手にニコッ」

これぞ、オーレ返し(笑)。先生や仲間のようにドレスを持っていない私は、古着屋で買ったドレスを、ウエストで切ってスカートに(←サイズが合わずモデルが古かった)。これなら2000〜3000円。

ふりふりの白ブラウスを合わせ、花と腰にマントンをつければ、ほら、もうフラメンコ風。歩くと、すそがひらひら揺れてうれしい〜。

「あっ、Vさん!」

通りで偶然、ダンス仲間に遭遇。なんと挨拶がわりに、その場でセビジャーナスを踊る(笑)。これぞダンス女子。いつでもどこでも、瞬時に体が動くのだ〜。お店をハシゴしながら

「6時間、踊り続ける!」

フェリア最終日。全力で踊り切る。これで悔いなし。頭から首筋へ、汗が滴り落ちる。暑さも感じなくさせるダンスって、いったい何⁉︎(笑)。

レメ先生、仲間のみんな、ムーチャス・グラシアス!ダンスを愛する気持ちで結ばれた私たち。喜びや感動、体験を分かち合うって、すばらしい。

踊っている時の写真が1枚もないのは残念だけど、大切なのは生きること!体験、行動が全て。写真や動画のために、踊れなかったら意味ないやん。

「フェリアレポート」これにて終了。連日おつきあいいただたみなさま、ありがとうございました。マラガっ子のパワー、エネルギーがみなさまの元に届きますように。

自力で免疫力を上げる。踊ってさらに上げる!3年ぶりのフェリアは、多くの人を笑顔に、健康にした。この平和が長く続きますように。

8月もあと1週間。みなさま、すてきな1日を。

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