【一日一作プロジェクト】「希脈（きみゃく）」を作った。9/8はマラガの祝日（ローカル）。なので、朝っぱらからフラメンコ風に
「頭に花、手には扇子」
テンション上がる〜（笑）。スカートは踊りやすく前開きに。裾にはひらひらふりふりをくっつけて。3年前に友人に作ってもらったデニムスカート。マラガだからいいけど、日本でこんな格好をしてたら
「怪しい人」
なんやろな〜（笑）。さて。退出が決まり、今日も朝から「物の処分」。これから引越し、大移動が待っている。まずは、ざっと5割処分をめざす。
「飛ぶためには、身軽にならなくちゃ」
まずは、3時間で「ゴミ8袋」「古着の寄付4袋」。もう玄関がいっぱい。お隣さんにも声をかけ
「椅子でも皿でも何でも持っていってください」
これが大成功。イス、カート、グラス、皿、クッション、本、CD、予備の布団や毛布・・・喜んで引き取ってもらえた。のはいいが、それでもあまり家がスッキリしない。
「そうか〜。制作素材が大部分を占めてるんだ」
うちの物の大半は、生活用品ではなく素材。いつかペイントしようと取っておいた服、バッグ、紙袋、木片、布やひも、粘土、ダンボール・・・。ここをなんとかしないと、物は減らない。
「よっし、素材を全て使い切ろう！」
ばんばんペイント&制作して「素材を作品へと変える」のだ。使いきれない物は、全て捨てる、置いていく。
「この部屋から私が連れて行くのは、作品だけ」
そう決めたら、急に心が軽くなった。この素材の山を2、3ヶ月で使い切るには、かなりのスピードで創作する必要がある。考えたら無理に思えることも、集中力とひらめきでなんとか〜。
「素材に向かった瞬間、もう手が動いている」「ひらめき降臨&瞬間アウトプットシステム」
を稼働（笑）。いやぁ、毎日やってるうちに、新しい創作スタイルが誕生しそう〜。そんなわけで、私の生活リズムは急速に変わりつつある。
「希脈（きみゃく）」
薄墨でペイント。「ESPERANZA（希望）」の文字が、葉脈のように伸びる。
9月に入り日に日に、日の入りが早くなる。夜風もずいぶん涼しくなった。あんなに暑くて文句を言っていたのに。夏の終わりは、いつも淋しい。
みなさま、すてきな1日を。
