むすびめ月

【一日一作プロジェクト】「むすびめ月」を作った。ピアニストの荒井千裕さんが、57歳で亡くなった。よく見るツイッターさんの紹介で、何気なく読んだら

「ワクチン後遺症に悩まされていた様子が、刻々と綴られていて」

読んでいて切なくなった。4/23にワクチンの3回目を接種。その直後から、体調不良のツイートが続く。5月には歩行困難になり、7キロも痩せ、体の激痛、睡眠障害、食欲もなくなり

「保健所に後遺症の話をしても伝わらない」

悲しみや怒り。後遺症について行政や周りの理解がない。その中でも、必死で光に向かって歩こうとする、5ヶ月に渡る希望と絶望の記録。さかのぼって読んでいくと、3回目接種前は

「音楽やピアノの楽しい話」

が多く、3回目接種を境に「人生が暗転」してしまった様子が、客観的・具体的につづられている。ワクチン接種後の記録としても貴重。これだけ因果関係が明らかでも

「薬害として認められず、理解も、心ある対応も、治療も補償もされず」

こういう方々が、いったいどれくらいいるのだろう。国や医師が、一日も早く「薬害を認め」「ワクチン後遺症に正面から」「早急に取り組む」べき。「因果関係不明」って、責任逃れでしょ。苦しんでいる人に対して失礼。誠実さのカケラもない。

亡くなられて初めて知った、ピアニストの荒井千裕さん。リサイタルもされ、ピアノの先生もしていたらしい(ツイッターはまだ読むことができるようです)。

「演奏が聴けないかしら」

さっそくYouTubeで検索。ドビュッシーの「月の光」、ショパンの「プレリュード」・・・初めて聴く千裕さんのピアノ。しなやかに動く腕、指、体。はつらつとした声。

「もっと弾きたかっただろうに」

千裕さん、わかるよ。「これから」だったのに。自分の体と魂が、壊れていく辛さと怖さ。悔しさ。この真実の記録、彼女の生きざま、心の叫びを無駄にしてはいけない。

「まさかまさかの自分が!ってやつです」「そもそも接種を遅らせた理由が、こういうことへの懸念だった」「接種しない奴は悪人みたいな言い方をされ」

亡くなる前日まで、ツイートされていた。これからは天国のピアニストになって、多くの先輩演奏家と音楽を楽しんでください。千裕さん、すてきなピアノをありがとう!

4回目、5回目を考えているみなさん、よくデータを調べて、リスクとメリットを比較してから進みましょう。政府が、専門家が、テレビが、新聞が「大丈夫」と言っているからではなく。

「むすびめ月(むすびめづき)」

ドビュッシーの「月の光」にインスピレーションをもらって。海の底に眠る月。ぽっかりと口を開けて。別の世界への入口。この世のあの世の結び目。

生かされていることに感謝して。みなさま、すてきな1日を。

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