あらさるま

【一日一作プロジェクト】ワイヤーアート「あらさるま」を作った。隣町からマラガへ来てくれた千恵さんと、魚介類ランチ。

「コンチャ・フィナ食べたい〜」

大あさりのような貝を、ぱかっと半分に。マラガででは珍しく「生」でいただく。塩、レモン、コショウでさっぱりと。

「日本料理みたいだよね〜」「まずは刺身から的な」

お次は、焼きエビ。焼き物。そして、揚げ物。どんどん食べる〜。気分は忘年会(笑)。

「引越しどう?作品たちどうなったの?」

千恵さんいわく「外野は心配」。お隣さん方も、うちに散らばった荷物や作品を見るたび、深いため息をついてくれる。だいたいいつも

「収拾つかず状態から、脅威のラストスパートで乗り切る」

タイプなので、周りからは「絶対絶命」に見える。らしい。「ここまで進んだよ〜」と、カオス状態の写真を日本の父に写真を送りつけたら

「えっ。引越し、間に合うの?」「ん?間に合わせるんだよ!!!」

力強く言い切る私に、父は絶句していた(お父さん、心配かけてごめんね)。私は基本的に「できるかどうか」を自分に問うことはない。「いかにしてやるか」のみ。そのためにも食べる、眠る、笑う。

「おいしいね〜」「幸せじゃー」「贅沢気分」

ワインをお代わりし、久しぶりに日本語でのんびりランチ。今までになく、これからのことを真剣に話し合う。

「国際移動が自由にできなくなるかも」「フルワクチンのパスがいずれ必要になるかもね」「これ以上、打つ気ないよ」「接種回数と国際移動と、どんな関係が?」

海外に住む者にとって「母国に帰れないかも」という可能性は、とても大きな意味を持つ。そんな大切なことを「ワクチン接種回数」で左右する世界政府。政治利用されるコロナ。

「生き抜いていこうね」「何があっても」「まだまだいろんなことが私たちを待っている〜」

2人女子会で、エネルギーチャージ。おいしい料理、楽しい会話に元気をもらって。あっという間に大皿料理を、2人でぺろりと完食。

「最近、白髪が増えてさ〜」「私も!髪の毛かき上げたら、20本くらい束になってた」

自分の体が、刻々と変わっていく50代。これまで当たり前にできたことが、できなくなる。新しい自分をするりと受け入れ、上手につきあっていこう。

「あらさるま」

ワイヤーアート。金色の「羽」であり「ハート」でもある。「alas(羽)」+「alma(魂)」でAlasalma。造語。

みなさますてきな1日を。

 

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