【一日一作プロジェクト】ワイヤーアート「心結鳥(こころむすびどり)」を作った。ここ1週間、コネクション問題でへとへとになり
「固定電話だけで生活できた」
頃のことを、改めて思い出している。といっても大昔ではなく、わずか7年前のこと。コネクションがないので
「スマホを触る時間」
が、劇的に減った。当たり前やけど(笑)。もちろんスマホは便利だし、利用はけっこうなのだが、ちょっと最近、行き過ぎというか
「出入国にも必須」
って、なんだかなぁ。完全に「デジタルID」代わり。コロナ禍で始まったコントロール社会。その第一歩としてスタートした、出入国における
「政府のアプリに登録」「QRコードを取得」
これがないと、まず空港で飛行機に乗せてもらえない(私の体験談)。それも、スマホは新タイプでなくてはならず、扱えない人はすでにアウト。日本入国後も
「位置情報を1日に2回報告」「ビデオ電話で顔と場所(背景)を報告」
って、犯罪者かよ〜(笑)。一度、東京からハイヤーで豊橋の実家に向かう間、スマホの位置情報が勝手に反応して
「あなたは指定区域から、出ようとしています!」「今すぐ報告をしなさい」
みたいな警告がきた。まじか〜。完全に「逃亡者」やん(笑)。実家に帰るだけなのに。こんな体験をすると
「デジタルID」
への、強い不信感が押し寄せる。「社会信用スコア」とリンクされると、私のように一度「逃亡者」になってしまうと「減点と罰金」の対象になるんやろうな〜。たとえ事情を説明しようと
「ボタンを押さなかった、位置情報システムを変更しなかったあなたが悪い」
あるいは「逃亡者」の解除には○○が必要です、みたいな。こうなると、システムが人間に命令する社会に。スマホは、私たちの「コミュニケーションツール」であって
「政府のコントロールツールではない」
さらに「デジタル通貨」が義務化されると、ここに「財布」も加わるわけで、私のように「逃亡者」になってしまうと(笑)たぶんハイヤーの運転手さんに
「支払いができない」
遠隔でロックされて。危険人物として、音が鳴り出すかも。何も映画の話ではなく、すでに世界のあちこちで始まっている新システム。
私は多少不便でも、人間らしい、人と人との結びつきを大切にする、手作りの、自然と共に生きる、シンプルな生活がしたい。
「心結鳥(こころむすびどり)」
「鳥」であり「手」でもある。全ては、手から生まれる。心から。向きを変えるたび、まるで違うものに見えるのがおもしろい。ワイヤーアート。
みなさま、すてきな1週間を。