【一日一作プロジェクト】「それは、私たちの中にある」を作った。いよいよ引越し2日前。ハビ吉宅まで荷物を
「友人の車、3回で運び切る」
ことに。どれだけ断捨離しても、食料品や調味料などすぐに使うもの、ドライヤーなどの日用品は、かなりの量。衣類も冬物はかさばる。その時、車を出してもらう予定だったCさんから、突然連絡が。
「もも〜ごめん。発熱!咳がひどくて寝てる」「ええーっ、大丈夫⁉︎」
この時期にえらいこっちゃ。そりゃ引越しの手伝いは無理やろ〜。手伝ってもらうどころか
「食べ物や薬ある?持っていこうか?」
具合が悪けりゃ、飛んで行かねば。なんとか自宅療養で様子見とのこと。どうか早くよくなりますように(合掌)。そんなわけで急遽予定が変わり
「車の手配、なんとかせねば〜」
そんな中、友人Mさんがディーゼルを引き取りにやって来た。ひたすら荷物やゴミを、玄関近くへ運び出す私の姿を見るや
「こんなこと1人でやってたら、ボロボロになるよ!」
Mさんは呆れ、叱るような口調で言った。「助けてって、ちゃんと言わないと」「男手が必要」。さらに、スマホを取り出しながら
「私のパコに聞いてあげる。車もバンだし。荷物運びだってしてくれるよ」
パコって、誰?(笑)初めて聞く名前に戸惑っていると、なんと。それはMさんの「元夫」なのだった。別れたけれど、友達として仲良く付きあっているとのこと。さっそく電話で確認してくれる。
「OKだって!あさってのお昼にここに来るから」「ええーーーっ、ほんとに⁉︎」
こんなことが本当に(涙)。会ったこともない人が、私の引越しを手伝ってくれるなんて。こんな展開、誰が想像したことか〜。
「友達でもない、会ったこともない人が、苦境に現れ、手を差し伸べてくれる」
人生って、なんて不思議なご縁で紡がれていくのだろう。全く予定していなかったことが起きる。よくも悪くも。それが人生。
「ありがとう〜!本当に助かるよ」「こんな引越し、自力でやったらまた痩せちゃうよ」
実は、引越し問題とオウム問題で、1,5キロほど痩せた。だいたいやらねばならないことが1日に50くらいあり、昨夜もベッドに入ってから、明日やることをリストアップ。
「うおっし、明日も朝からやるぞ〜」
爆睡し、ぱちっと目が覚め、勢いよくベッドから飛び起きる。作業を始めるが、なんとなく周りの様子がおかしい。暗い。静かすぎる。おかしいなぁと思って時計を見ると
「うそ。まだ3時半⁉︎」
キレッキレ。エンジンかかりすぎ〜(笑)。日の出の遅いスペインでは、完全に真夜中(←外が明るくなるのは朝8時過ぎ)。爽快に目覚めたので、作業開始じゃ〜。
「それは、私たちの中にある」
ガラスアート。「人」「ESPERANZA (希望)」「PAZ(平和・平穏)」「AMOR(愛)」の文字が青空に舞う。希望も愛も平穏も、それは、私たちの中にある。
うちにあったガラスにペイント。太陽の光で「影」なり、壁に浮かび上がるのもおもしろい。いつか「窓ガラス一面」にペイントしてみたい。濡れ布巾で、簡単に消せるのもいいよね。
いよいよ日本は冬本番のようですね。みなさま、温かくしてすてきな1日を。