【一日一作プロジェクト】「希しずく(きしずく)」を作った。カルメンとミュージカルへ。
「Godspell」
タイトルしか知らずに、会場に駆けつけた。実は1日中、手続きや用事で飛び回り(解約や契約の変更など)ドタバタ。ランチは適当につまんで夕方、汗だくで会場に。歩きやすいスポーツシューズに大荷物。おしゃれする暇もなし。
「カルメン、青が似合ってるよ〜」「今日は楽しもうね」
さっそく玄関で写真を撮っていると「もも〜」とお声がかかる。見ればダンス仲間、2人のインマ。白&ベージュで上品な装い。みなさん、おしゃれ〜。に比べ、私の日常感(笑)。
「どんな筋だっけ?」「宗教的なテーマだよ」
前知識はゼロ。なので、サプライズの連続。「カトリックの教え」の世界なので、登場人物に「神(イエスキリスト)」がいる。けれど、けして重くない。
「脚本。演出。そして、ツッコミとボケのようなユーモアに富んだスピーディな会話」
が、とにかくすばらしい〜。ぐいぐい舞台に引き込まれる。スペイン人だからわかるジョーク、ユーモアがふんだんに散りばめられ
「はーっはっは」「ふわっふわっ」「ぐふふふ」
5分に1度は笑っちゃう〜。会場内も大笑いで揺れている。何がすごいって、ユーモアを「セリフ」に頼ることなく
「全てビジュアル化」
しているところ。俳優たちのパワーがハンパない。歌って、踊って、動き回って。スポットライトを浴びていない時は、小道具さんのような役割もして。とにかくよく動く。ものすごいエネルギー量。
「これぞ舞台」「人間力」
1人1人の個性、歌もすばらしく拍手喝采。こんなに劇場で笑ったのは久しぶり。大満足。唯一、ラスト15分の演出だけ、もう少し軽いトーンにしてほしかったかな。
実はこの日。舞台の真っ最中に、思いがけないアクシデントが。客席の女性が倒れ、救急車で運ばれる事態に。もちろん、劇は20分近く中断。どうか女性が無事でありますように。
「楽しかったね〜」「カルメン、誘ってくれてありがとう」
今年はこれで、劇場は最後。カルメン、いつも新しい催しや場所に誘い出してくれてありがとう!
「希しずく(きしずく)」
しずくが飛びはね、踊りながら「ESPERANZA(希望)」の文字になる。
日本はこれから、一雨ごとに寒くなりますね。気温の変化に気をつけて。みなさますてきな日曜日を。