【一日一作プロジェクト】ワイヤーアート「命実(いのちみ)」を作った。久しぶりにマラガのセントロへ。カルメンとそぞろ歩き。
「見て!新聞マンがいるよ」
きゃー。すぐに近寄る〜。よく見れば、日本の新聞やん(笑)。アーティストにチップを渡し、一緒に撮影。うれし〜。
「あっちには風船が」「見て!ビジネスマン」
チップを渡すと、その時だけ動いてくれる。宙に浮かぶようなスーツ男(写真)。楽しく写真を撮りながら、クリスマスアーチの下ををくぐり抜ける。
「イルミネーションまでまだ時間があるね」「港でお茶しようか」
クルーズ船を眺めながら、テラス席でホットティ&クロワッサン。暖かいマラガだから、のんびり外でおしゃべりしていられる。
夕暮れが近づくと、女性シンガー&ギターリストがライブ演奏を始めた。スペインポップやクリスマスソングに、思わず鼻歌が出ちゃう〜。
「すてきな音楽をありがとう」「グラシアス!フェリセス・フィエスタス(よいクリスマス&年末年始を)」
チップを手渡すと、とびきりの笑顔が返ってきた。ふと音楽屋だった頃を思い出す。この時期は毎年、ランチやディナーの演奏で大忙しだった。今はのんびりゆったり、音楽を楽しむ側。贅沢や〜。
「クリスマス市をのぞいてみよう」「ベレンを買いたいな」
カトリックのスペインでは、ベレン(クリスマス物語を再現する小物)がずらりと店先に並ぶ。人物や景色などのパーツを買って、自分で組み合わせて作り上げる「創作的」なクリスマス飾り。
「あと10分でイルミネーションだよ」「行こう!」
すでにラリオス通りは人でいっぱい。なんとか横道から入り込む。頭上に浮かぶ天使が、光に包まれ浮かび上がる。音楽が流れ出すと、自然と体が動いちゃう。
「フェリス・ナビダー」「カンパナ・ソブレ・カンパーナ」
歌って踊って、これぞスペインのクリスマス(動画はFacebookでご覧いただけます。お時間のある方はぜひどうぞ)。心と体を動かして、笑ってハグしてエネルギーチャージ。自然と笑顔になっちゃう。
「命実(いのちみ)」
「目」であり「実」であり「種」であり。「命」であり「希望」であり。大切にまん中に守られて。命を大切にする社会を。ワイヤーアート。
いよいよ明日はクリスマスイブ。寒波に気をつけて、みなさますてきな1日を!