【一日一作プロジェクト】「かなしみぴかり」を作った。玄関に「棚」を作る。問題は砂壁。直接クギを打ち込むことができないので、まずベースとなる横板を入れる。
「ぐいぐい」「ぐぐぐっ」「ぐいっ」
あまりに全力でクギをねじ込み続けたので「ドライバー豆」ができた。手のひらに。ここまで次々と台所、洗面所、脱衣所などに棚を設置。
「お父さん、板を支えてて〜」「はいよー」
すぐに駆り出される父(笑)。ドライバーでクギをねじ込む間、自分の「頭」で板を支えながら。男前やな(笑)。まさしく全身運動。イスを登ったり降りたり連続50〜60回くらい。
「はぁはぁはぁ」
息も上がる。しかし、なんとしてもやるのだ〜。実はこの玄関コーナー、しっかりと目的がある。父と私2人分の
「避難リュック、寝袋、レインウェア、帽子、傘」
などをかける場所。そう。言ってみれば「防災コーナー」なのだ。棚作りにあわせて、軽量リュック、強力懐中電灯、軽量傘なども購入。全て2人分。
「できたーーーーーーっ」
ついに、防災コーナーが完成!うれしい〜。また明日は筋肉痛かも。工具を片付けながら、ふと思いつく。
「玄関なら、鏡もほしいよね」
すぐに姿見を設置。大満足。ふらふらになりながら、台所でお茶を飲んでいると「金柑」が目に入る。
「甘く煮てみよう〜」
赤ワイン、プルーン、干しぶどう、はちみつ、シナモンで。父は毎日ヨーグルトを食べるので
「上に乗せて食べてね」「ありがとう〜」
棚の取り付けを手伝ってもらったお礼に。まだ味見はしていないけど(笑)。見た目はよさそう。これから名古屋行きが待っている〜。
「かなしみぴかり」
悲しみから、涙から「光(ぴかり)」が育つ。なんて不思議な力を、私たちの心は持っているんだろう。
みなさま、すてきな週末を。