【一日一作プロジェクト】「己星(おのれぼし)」を作った。太陽の下、父とのんびり
「ガーデンセレモニー」
母、ベラ、敦美お姉さんの遺灰を、庭にまく。大好きだった花や木に囲まれて。太陽の光を浴びて。風を感じて。鳥の声を聞いて。これからはのんびり
「一緒に庭にいられるよ〜」
やっと、できた。完了した。という安堵感。これでサイクルを閉じられた。清々しい一区切り感。私たちは誰もが、心の中でひっそり行う
「聖なる儀式」「完了の瞬間」
がある。周りには、なんの意味もない行為や出来事が、大切な意味を持つ。手のひらに乗せた遺灰は、驚くほど軽かった。翼のように。ふわりと。
「お母さん、ベラちゃん、あっちゃん、いつもありがとうね」
父が、庭に向かって話しかける。お墓や箱、壺の中より、こっちの方がいいよね。おまんじゅうでお茶をしながら、のんびりおしゃべり。これが、きみどり家。形より、気持ち。
「ももちゃん、気持ちだよ。気持ちが1番なんだよ」
母がくり返し、私に教えてくれた言葉。それを、小学生の私は「気持ちがこもっていれば、何をしてもいいんだ〜」と勝手に解釈し、迷いなく暴走。それがまさか、スペインで
「花開き」「実を結ぶ」
とは!(笑)何事も極めれば、欠点は長所にかわる。中途半端に修正するくらいなら、高めよう〜。欠点と長所、欠点と個性は、ほぼ同じ(微妙やな)。
「己星(おのれぼし)」
「己」とは、自らの軌道を持つ星だ!月を横目に、我が道を行く。コラージュアート。
みなさま、すてきな1日を。