【一日一作プロジェクト】「草花舞(くさばなまい)」を作った。早朝から、家のプチリフォームの作業がスタート。まずは台所にある30年前の
「食器乾燥機を取り外す」
これが、とにかくでかい。60センチ平方が天井までどどーんと続く。すでに乾燥機としては機能しておらず、ただの食器置き場。
「このスペース、もったいなさすぎる」
というわけで、取り外すことになったのだが、作業員のお兄さん&Yさんがぽつり。
「ぴったり収まるように後付けされてますね」「完全にはめ込まれてるなぁ」
完全オーダーメイド。さらに、乾燥機の奥(後ろ部分)がどうなっているかわかないので、取り外したのはいいが
「外気が入ってくる可能性も」
そうなんか〜。まずは扉を取り外し、中を覗き込みながら作戦会議(写真)。バキバキと力ずくで、壊す箇所も出てきた。解体にバールは欠かせない。もちろん、石を動かすにも(笑)。
「どうなるかわからないけど、やってみますか?」「もちろんやります!」
やる一択。ダメならその時、考えればいい。なんせここには「作業のプロ」と「本物のクレイジー」がそろっているのだ。怖いものなし。
さて。午後から、プチリフォームに必要な素材を買いに。遅いランチを回転寿司で。お腹ぺこぺこ〜。
「回転してないけど、回転寿司なんだね」
父がぽつり。「ん?」と思ったけど、そうか。タブレットで注文するようになって、料理は直接テーブルに、ぽんと置かれるもんね。
「おなかいっぱい〜」「次はホームセンターだね」
大サイズの板を買って、カットしてもらう。1カット50円。なんてすばらしいサービス。これは、マラガにはないので、私はよく大サイズの板を購入した際
「駐車場で板をカット」
していた。ノコギリ持参で(笑)。車に入るよう。一度、ベラと私で交互にノコギリを手に格闘していたら、それを見かねた若いお父さんが
「僕がやりますよ」
と、わざわざ車から降りて来て、手伝ってくれたことがあった。ホームセンターに救世主、現る〜。この身の軽さ、参加精神、いつでもどこでも誰とでも気軽にコミュニケーション。これぞ、マラガ。
「かっこいいお父さんだね〜」
車で待つ子供たちにウィンクしたら、とびきりの笑顔が返ってきた。マラガのすこやかな精神。その代わり、と言ってはなんだが、日本には
「すばらしいシステム」「それを機能させるプロ」
の人たちが、本当にたくさんいる。個人技もよし、チーム力もあり。一緒に作業をしていると、清々しい気持ちにさせてくれる。
「草花舞(くさばなまい)」
「草」「花」文字がひとつになった。命の舞。小さくとも、草や花ひとつひとつに人生が、物語がある。コラージュアート。
日本は雨や雪、マラガは強風の予報。みなさま、お気をつけて。すてきな1日を。
板を買ったら駐車場で切る
マラガのエピソードでは何度か読みました。
懐かしいです。
ももちゃん、本当に新しいステージになったんですね。