【一日一作プロジェクト】「パラダイスはうちにあり」を作った。「庭にキウイ棚を作る」続編。朝からホームセンターで追加の材料を購入。家へ飛んで帰り
「まずはブロック4つを配置」
これで支柱の位置を決める。ブロックの穴に角材を突き立て、その隙間にセメントを流し込む。というのが、私たちの計画。はたして。
「次はセメントを作ろう」
灰色の粉と水を混ぜてドロドロに〜。スプーンで少しずつ、穴に落とし込んでいく。
「お父さん、角材を持ってて。まっすぐね」「はーい」
テレビを見ていた父まで駆り出される(笑)。セメント作業は手が汚れるうえ一刻を争うので(←固まり始める前に)、集中して一気に仕上げる。
「2本目、いくよ〜」「オーライ」
父が手伝ってくれるおかげで、すいすい進む。3本目、4本目。だんだんコツがつかめてきた。立ったり座ったり。角材を持ち上げたり下ろしたり。ブロックやセメント袋を抱えては下ろす。
「DIYって、筋トレだよなぁ」
作業筋はついているはず(この細腕にびっしりと〜)。父と協力して、なんとか4本の支柱を作るのに成功。へろへろになって座り込む。お茶を飲んでひと休みしていると
「もう蜂が来てるよ〜」「毎年来るの?」「春から夏にね」
どうやら巣を作る場所を探して、偵察に来たらしい。昨年、庭に水をまいていたら「いきなり刺された」父は、防蜂スプレーを常備。共存も大変じゃ〜。
「鉢植えの花たちを、土に植え替えてやりたいね」「言ってくれればやるよ〜」
父がほっこり庭仕事。4月に入ると、家の中より外の方が暖かい。少し作業すると、じわっと汗がにじみ出てくる。毛虫を3匹発見。寒さが去り、これからは虫との闘いになるのかな。
「あっ、てんとう虫」「アブラムシの天敵だから大切にしてあげてよー」
蝶やミツバチが、花の間を飛び回る。庭は「楽園」。永遠の命の湧き出す泉。神秘のサイクル。パラダイスは家(うち)にあり。
「セメントが乾いたら、明日は角材の取り付けだ」「雨が降る前に完了しなきゃね」
親子DIYは続く。素人の日曜大工。完璧にはほど遠いけど、まぁ、作るのが楽しくて、台風で倒れることなく、キウイたちが幸せに育ってくれるならそれで〜。
「パラダイスはうちにあり」
「自由」文字が、寄り添う。2つの生き物が、芽を伸ばし、根を伸ばし、天と地と結ばれる。聖域、パラダイスは内(うち)にあり。私たちの心の中に。
みなさま、すてきな日曜日を。