【一日一作プロジェクト】「ハルディンしぶき」を作った。いよいよスペイン行きもカウントダウン。父が快適に生活できるよう
「○○はここ」「△△はここに入ってる」「○○はこっち」
などと説明を試みる。も、なんとなく不安(信用していないのではなく、いつも使っていない物は忘れてしまう可能性高し)。
「そうだ、ラベルを貼ろう」
これなら安心。黒いマーカーで大きく表示。今回の家の大整理で物が半分に減ったので、父も全体をコントロールしやすくなったよう。私自身、体力が落ちてきた分
「守備範囲を小さくしてコントロール力を上げる」
これっしょ(笑)。シンプルライフが心地いい〜(←断捨離とは違う)。さて。ひと休みしに庭へ。さっそくミントの葉をもぎ取ってミントティ。さらに本日も
「スナップエンドウを収穫」
4つだけど〜(笑)。こんなにすくすく育ってくれるなら、次回は10鉢くらい植えてみたい。これからは、父に庭を任せて。
「あさってには、こっちのが食べられそうだなぁ」
うれしそうな父の声を聞きながら、ふと「その食卓に、私はいないんだな」と思う。たぶん東京かスペインで。父の手に乗ったスナップエンドウを、心の中で思うのだろう。別れは寂しいけれど
「父には出かける場所ができた」
庭という。花を眺め、日差しを浴び、自然の神秘に触れる場所。永遠の命の泉が湧き出る聖なる場所。それを「父に残していける」のがうれしい。この楽園さながらの庭も、最初はゴロゴロと転がる
「巨石たちを穴を掘って埋める」
ところから始まったのだ(笑)。周りの人々を心配と不安におとしいれながら。スタートとゴール、違いすぎやろ〜。
「ハルディンしぶき」
「JARDÍN (庭)」文字が、踊る。命のしぶきを飛ばしながら。スペイン語で庭は「ハルディン」その響きの美しさ。窓辺に置かれたたった1鉢の花でさえ、もうそこはハルディン。
これからいろいろな花が見頃ですね。みなさま、すてきな1日を。