ハグの羽

【一日一作プロジェクト】「ハグの羽」を作った。久しぶりにカルメンと待ち合わせ。いつものようにセントロで。

「カルメーン!!!」「久しぶり〜」

4ヶ月ぶりのハグ。断ち切られていた空白の時間が、一瞬でつながる。久しぶりだけど、10分でいつもの近況報告トーンに。なんなん、この日常感(笑)。

「日本はどうだった?お父さんは元気?」

まずは、日本報告ダイジェスト版。とは言っても、ほとんど家から出ていないので、話の中心は家の修繕。カルメンはこれから家族友人と、いくつかの旅行が予定されているとのこと。

「まずはお互い元気でよかったね」

笑い合えることに感謝。イタリアンランチの後は(←おしゃべりに夢中で写真を撮るの忘れた)、カルメンおすすめのホテルの屋上にあるカフェテリアへ。

「すごいーーーーっ」「いい眺めでしょう」

カルメンは、いつもサプライズを用意してくれる。私がノコギリやドライバーを手に、木片やクギと奮闘している間も、ジャズフェスティバルや映画祭、お友達とアフタヌーンティーなど、連日文化的生活を続けていたのだ。

「パス〜(平穏)」「空が近いね」「見て、マンションの屋上がテラスになってる」

のんびり贅沢な時間。マラガには珍しく雲が多いけど、これもよし。セントロの景色を一望しながらティータイム。こんな景色、時間を当たり前に楽しめるマラガっ子ってすごいなぁ。

「書類はどう?」「今日もメールを60通ほど送ったよ」

実はカルメンに、私の文章の校正をお願いしている。正式な文書(問合せ、申し込み、状況の説明など)は、無駄のない適切な言葉で伝える必要がある。たとえ内容は同じでも、カルメンの手にかかると文章がクリアーに。ぴしっと引きしまる。

「そっかー。こういう時はこの動詞。こんな名詞を使うんだ」

これで安心して送れる〜。カルメン、グラシアス!なんとか2カ月で完了できることを祈って。さて。実はマラガの地下鉄、この3月に

「セントロ駅が開通したばかり」

できたてほかほか。何がすごいって、開通まで14年もかかった、ってこと。遅っ。もう工事中なのがふつうの光景で、開通したことすら忘れてた(笑)。のんびりマラガ〜。もうひとつ驚いたのは

「地下鉄カードがめちゃ安い」「乗車1回あたり約50円」

気兼ねなく乗れる〜。ハビ吉のマンションは郊外にあるけれど、地下鉄のおかげでわずか20分。セントロまで直通。これから少しずつ、マラガ生活も再開していこう。

「ハグの羽」

「PAZ(平穏)」「AMOR(愛)」文字が、両腕を広げる。ハグであり、自由に飛べる羽でもある。

今年のゴールデンウィークはお天気よさそうですね。みなさま、すてきな1日を。


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