ありのままでいよう

【一日一作プロジェクト】「ありのままでいよう」を作った。夜中の3時にマラガ空港に到着。ハビ吉のマンションへ。爆睡。翌朝9時に起きて

「10時半のアポにかけつける」

ノンストップで手続きの始まり〜(笑)。お昼過ぎにマンションへ戻ると、ハビ吉が買い物から帰ったところ。

「安い野菜をいっぱい買ってきたよ〜」「うわぁあ」

アボカド、パパイヤ、トマト、パセリ、パプリカ、カリフラワー、きゅうり、レモン、オレンジ・・・テーブルにずらり。これで、1600円。安っ。

スペインの物価はとんでもなく上がったけれど、野菜や果物はまだ探せば安い店がある。何より、このゴツゴツとしたいびつな形、あちこち傷んだ感じが

「日本なら完全な規格外」

のびのび〜。久しぶりに「プラスチック包装されていない」野菜や果物、魚を見た(笑)。あるがままの姿で。これぞスペイン。

「マラガと言ったら、ボケローネスのフライ。これを食べないと〜」

魚の内臓と骨を取り、レモン汁の中につけ、小麦粉をまぶして揚げる。なんてシンプル。ハビ吉が慣れた手つきで料理するのを、ビールを飲みながら眺める。めちゃいい匂い。熱々をいただきまーす。

「乾杯〜」「マラガへようこそ」

ビクトリア(銘柄)はマラガのビール。野菜サラダはオリーブオイルと塩、レモン汁で。この食材そのまま感がいいんだよねー。

マラガ郊外にあるハビ吉のマンションが、当面の私の住居(昨年転がり込んだセントロのマンションは現在貸出中)。2人暮らしの始まり〜。スペインは土曜日の午後と日曜日は施設やお店が閉まってしまうので

「日用品の買い物に飛び回る」

4ヶ月ぶりなのに、一瞬でスペインモードに切り替わった〜(笑)。脳みそや精神、アイデンティティって、言語と直結してるんだよね。スペイン語で会話をすると、表情や思考回路がぱちんと切り替わる。

そして来週。月曜日から本格的に手続き、問合せ、書類の準備、打合せなどが始動。まぁ、その隙間に友達とのランチ&ビールタイムも入れていくけど〜(笑)。長旅でまだ腰が痛い中

「来週は特急列車でC町まで」

1泊で行かねばならない。また移動かい〜。ノンストップ&ドタバタは続く。

「ありのままでいよう」

ありのままの色、形、大きさのスペインの野菜&果物たち。いびつさも個性。キズモノだってOK。拒絶されることも嫌われることもない。人間に対してもしかり。おおらかでたくましいスペイン社会。

「日本には、変なルールが多すぎる」

と、滞在中に何度も感じた。ルールは暮らしやすくするためのもの。ルールによってかえって動きを封じられ、無駄にエネルギーを使わされ、無意味なことに情熱を奪われ、自然のサイクルからどんどん離れていく。「ルールはルール」などと盲従しないで

「そのルールは本当に正しいのか、大切なのか」「もっといいルールがあるのではないか」

と自分の頭で考える。その上で、答えを選び取る。明確な意志で。「ルールを疑う」って反社会的に思われるけど、俯瞰で全体を眺める視点を持つ、ってこと。ひとつの知性。どんどん疑いましょう(笑)。

ありのまま、自分らしさを大切に。みなさま、すてきな1日を。


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