【一日一作プロジェクト】「私の人生が、わたしのすみか」を作った。午前中でデスクワークが終わり、地下鉄でセントロへ。実は先日メールで
「日本のどこにいるの?沖縄?北海道?まさかずっと豊橋?」
と、私の安否を尋ねてくれたダビーに、メッセージを送り返すことに。
「今、マラガのセントロ。ダビーの家まで15分くらいの所」「はっ?へっ?ええっ!!!」
連絡不精のレベルがとんでもない、と叱られながらも、バルでお茶をすることに。ほぼ1年ぶり。昨年は引越しでドタバタが続き、きちんと挨拶もせず日本帰国してしまった。
「ダビーーーーっ!!!」
1年ぶりのハグ〜。うれしくなって、日本帰国中の話をしようとしたら、すぐにさえぎられる。
「いや、まず昨年の引越しの話から聞かせて。ももの生活を全く把握できてない」
そうやろな〜(汗)。すまんのう。だいたい昨年秋から、いきなり「流浪の民」になってしまい
「いつも何かが足りない」「家のどこに何があるのかわからない」
まま住居を移動し続け、今日に至る。今だってまだハビ吉のマンションで、どこにサランラップがあるのか、爪切りがあるのか、知らないまま生活している。とりあえず、ざっと近況報告ダイジェストをすませると
「いつも、ももは事後報告だよね〜」
呆れたようにダビーが呟く。だって。問題解決の渦中は、忙しくて必死で話してる暇ないやん。ってか、前方から銃弾が飛んで来てるのに
「弾をよけるのに全力投球じゃない?」「・・・」
呆れられながらも、もう25年以上もつきあいが続く。離れたりくっついたり、ケンカしたり・・・それでも最終的には、ありのままの姿、生き方を互いに受け入れながら。
「今度またランチしようね」「そう言って、連絡したらもう他の町や国にいるんじゃ?」
十分ありえる(笑)。54歳にして、いよいよ「風」のようになってきた。吹かれるままに〜。どこまでも行ったれー。
「ここ6か月で、鍵が3回も変わった」
すごいな。家が変わるたび、生活動線や環境が変わるので、生活をリセットし直す。これが、ものすごいエネルギー消耗。へとへと。だからこそ、唯一の生き延びる道は
「ふらふらを、思いっきり楽しむ!」
これっしょ。学生時代に戻ったと思えば〜(笑)。夕方、手続き関連のメールが届き、なんと今度はマドリードへ行くことになりそう。また移動かい〜。
「私の人生が、わたしのすみか」
「人生」文字が、踊る。と同時に「住」文字でもある。今の私は「場所」には住んでいない。「人生」に住む。私の人生が、わたしのすみか。だったら、どこにいたっていいじゃん(笑)。
それに気づいて、すっと肩の力が抜けた。みなさま、すてきな1日を。