エキリブリオ

【一日一作プロジェクト】「エキリブリオ」を作った。手続き関連で歩き回り、ひと休みに入ったバルが大当たり。

「そよ風の吹くテラス席で」「アイスティ1,4ユーロ」「どれだけでもほかっておいてくれる」

このリラックス感。中途半端な時間だったので、テラス席もすきすき〜。何気なくメニューを見れば、タパスが豊富。ちゃんとした肉料理、魚料理も食べられる。おお〜、今度はビール&タパスに訪れてみよう。

手続き関連。Aプランが、B、Cプラン、さらにDプラン。そしてついにEプランとなり、めまぐるしく状況&書類・手続きが変わる。ついでに用事で訪れる場所も変わり

「ここ2ヶ月歩き倒していたら、私の知らないマラガにめちゃ遭遇した」

笑。人生は発見に満ちている〜。マラガ郊外暮らしにすっかり慣れ、距離感や方向なども完全把握。古巣のエル・パロ地区へも足を伸ばしてみたい、と思っていたら

「あさって井戸端会議&誕生日会やります!」「もも、来られそう?」

おお〜。懐かしいお隣さん達からメッセージ。もちろん「行きます!」と即答。とはいえ、今住むマンションからは地下鉄とバスを乗り継ぎ、徒歩を含め1時間半ほどの道のり。西の端から東の端へ、マラガを横断して行くのだ〜。

「プレゼント、何がいいかな」

考えをめぐらせながら歩いていると、すてきな遊歩道を見つけた(写真)。大樹に見守られるように木陰が続き、ベンチもある。ヤシの木には鳥たちが巣を作り、その歓びの声を聞きながらのんびりウォーキング。

「気温が2、3度すっと下がる」

木陰のおかげで。郊外に住んで驚かされたことのひとつは、こうしたマラガの街づくり。例えばこの遊歩道、車道に挟まれている。「中央分離帯代わり」に、遊歩道が設置されているのだ。

「車道ではなく、遊歩道をど真ん中に置く」

って、すごくない?(笑)そのメンタリティ。人が、先にある。木が、木陰が、ベンチが、鳥たちが。ともすれば、端に追いやられそうなものたちが大切にされている。

「安らぎや憩いが、暮らしのまん中にある」

命に優しい街づくりって、こういうことだよね。SDGsの名のもと、森林を破壊してメガソーラーとか、まるで視点がずれている。世界政府が猛進する「持続可能な世界」は、命よりも利権・支配。私たちの幸せからはほど遠い。

この1年で最高に歩いた5月。それを、すでに上回る6月。どんな7月になるのやら〜。本日は12000歩。自分の足で

「歩くから見えるもの」

がある。大地に立つから、わかるものが。もちろん車があった方が便利だけれど、歩けるって、幸せだ。動けるって。それだけで感謝。

「エキリブリオ」

「Equilibrio(バランス)」文字が、闇の中で浮かび上がる。バランスこそ、神秘とエネルギーの源。

みなさま、すてきな日曜日を。

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「エキリブリオ」への3件のフィードバック

  1. まだ続いている手続き。大変そう。
    でも、何の手続きなの?

    知り合いからの遺産相続とか、、だったら物語みたいで面白いけど。

    暑いね。頑張ってね。

  2. 読み返してみた。

    「ほかっておいてくれる」
    マラガで方言(名古屋弁?三河弁?)
    1回目は気づかなかった。

  3. そうそう、方言です(笑)。
    「ほおっておく」「そのままにしておく」かな?

    「ほかっておきなよ」は三河弁では
    「ほかっときん」になります(笑)。

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