歩いたところが道になる

【一日一作プロジェクト】「歩いたところが道になる」を作った。8月はバケーションシーズン。私の周りでも、どんどんマラガから各地へ

「家族や友人に会いに」「旅行に」

行ってしまう。スペインではどんな職種でも、1週間〜2週間の休みが取れる。3週間ってのもざら。当然その間、業務が回っていかないこともしばしば。それでも

「人間にとって休息は必要」

命を、健康を、心を、人生を守るために。これを貫けるスペインはすごい。たとえ国のスピード(効率や生産性など)が落ちようとも、バケーションで国民は生き返る。結果、エネルギーに満ちて職場や家庭に戻るので、ウィンウィン。

「これから荷造りだよ〜」

クリスティーナは2週間に渡り、マドリード&北スペインへ。家族や友人を訪ねながら、ポルトガルまで足を伸ばす予定。それを見送りつつ、私はフェリアに全力投球。

「魚料理にしよっか」

クリスティーナの提案で、庶民的なバルへ。レストランと違い、こんな樽のテーブルで。テラス席で風に吹かれながら、ビールで乾杯(←こればっかり)。

「いいバケーションを!」「ももはフェリアを楽しんで」

それぞれの場所で、夏を楽しもう〜。人生には、どうしても笑えない時がある。うつうつと闇を抱え込んで過ごす時期が。だからこそ。今日、今、この瞬間に感謝。全力で人生を楽しもう。

「ムール貝と〜」「マルーカも食べようよ」

マルーカとは魚のからすみ(薄切りにして、アーモンド&オリーブオイルで食べる)。これがビールに合うのだ〜。さらに肉団子ならぬ魚団子、かき揚げみたいな熱々のトルティージャ・・・

「おいしーーーっ」「ビールおかわり」

いつもはアートの話ばかりしているけれど、さすがに今回はバケーション話。「楽しい予定がある」って、それだけでわくわくするよね。

「今度、会う時は8月末かぁ」

その頃には、手続きは再開できているのかしら。私のプライオリティは何があっても書類をゲット。本来なら8月は大移動のはず。バケーションの予定ではなかった。いきなり書類にストップがかかり

「遊べ」

とのお告げが〜(笑)。だったらとことん。今年のフェリアは、連日フラメンコドレスで出陣。ドレス・マントン・頭の花までフル装備。どうか熱風テラルが来ませんように。

「歩いたところが道になる」

ひたすら進もう。道なんかなくたって。振り返れば、そこが道になっている。「己」文字。己の後に道はできる。

みなさま、すてきな1日を。

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