夢が、私を呼ぶ

【一日一作プロジェクト】「夢が、私を呼ぶ」を作った。かつてのお隣さん方と

「8ヶ月ぶりの井戸端会議」

懐かしすぎて、大盛り上がり(笑)←しんみりとはしないマラガっ子。エレベーター前のスペースに、テーブルをどんと置いて。

「もう会えないかと思ったよ〜」「もも、元気だった?」「全然変わってないね」「日本のお父さんは元気?」

しばし近況報告。お隣さんの手作りスペインオムレツ、カナッペ、チーズなどをつまみながら。私はセントロの「カサ・ミラ」という有名なアイスクリーム屋で「オルチャータ1リットル」を購入。

「自然の味でおいしいね〜」

オルチャータとは「チュファ」という植物の汁からつくられる乳白色のドリンク。人工的な清涼飲料水と違い、心地よい甘さと味わいが人気の秘密なのだ〜。

本日は、Dさんのお誕生日会。それぞれこっそりプレゼントを持参。鉢植えの花、化粧品、バッグ。私は夏らしい青系のスカーフ(写真)。

「フェリス・クンプレアニョス!」「みんなありがとう〜」

ケーキにろうそくを立てて、一気に吹き消す。ハッピーバースデーの歌をうたい、写真を撮り、いつもと変わらぬ井戸端会議。唯一、違うのは

「私はもう、ここには住んでいない」

不思議な感じ。聞けば、かつての私の部屋は、半年以上に渡り工事中。壁という壁を壊し、配置を変えて完全リフォームの予定らしい。そういえば、外から建物を見上げたら

「ツバメの巣がなくなっていた」

窓工事の時に、掻き出されてしまったのだろう。胸がちくりと痛む。毎年、ひなを育てていたあの夫婦は、どこに行ってしまったんだろう。無事に巣作りできたことを祈って。

「必要なものがあったら言ってよ」「荷物を引き取れなくてすみません」

実は昨年の引越しの際、お隣のDさんに「7個の大袋」を預かってもらった。それも引越し前日に。みなさんのおかげで、私は生き延びている。1人ではとてもここまで来られなかった。

「荷物はいつでもいいから」「手続きがうまくいくといいね」「また井戸端会議に来てよ〜」

ハグをして、マンションを後にする。ここから、ハビ吉のマンションまで、1時間半以上。以前は「ドアを開けたら」すぐそこが会場だったのに。住む場所から、訪れる場所に。

「失うのではなく、形を変えるのだ」

それを毎日、実感している。新しい暮らし、新しい自分を積み重ねていく。どんな変化の中に置かれても「自分らしさ」を貫く限り、激流に呑み込まれることはない。

「一貫性こそ、私の自信とパワーの源」

私にとって一貫性とは「視線と姿勢」。どこから何を見つめているか。何を大切にしているか。何に向かって、どんな立場に立つと決めて、どう挑んでいるか。何のために。それらの向こうに「夢」がある。

「夢が、私を呼ぶ」

どんな激流、逆境、闇の中でさえ。夢は、私を光へ導く。小さい頃から、夢は私のソウルメイトだった。

日本は湿気が多いようですね(←父が乾燥剤を買いに行ったらしい)。みなさま、お身体を大切にして。すてきな1週間を。

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