【一日一作プロジェクト】「ぐるぐにゃ道(みち)」を作った。ダンス仲間のインマとランチ。
「焼きイワシを食べに行こう〜」
ダンス教室のある場所から歩いて10分。パセオマリティモ(海岸通り)には、魚介類レストランが軒を連ねる。
「まずはビールで乾杯!」「久しぶりだね〜」
実はインマは以前、ご近所さんだった。歩いて5分。だから、同じバスで出かけられたし、夜遊びしても一緒に家まで帰ることができた。
「今のマンションはどう?」「快適〜。ただダンス教室まで50分かかるんだよね」
地下鉄とバスを乗り継いで。海は、ずいぶん遠くなった。だからこそ、海を眺めながらランチしたかった。テラス席の1番海に近いテーブルを予約(笑)気合い入ってるぜ〜。
「イカフライも」「ビールおかわり!」
久しぶりの近況報告。家族のこと、健康のこと、自分のこと。それぞれ問題はあるけれど、こうして食べて飲んで、笑い合えることに感謝。本当に大変な時、辛い時は
「絶望で笑うことさえできなかった」
誰にもそういう時がある。荒波を乗り越えて、今の平穏がある。けれど、この平穏さえ永遠ではない。言ってみれば、つかの間の休息。
「次の荒波は必ずやって来る」
だからこそ、今日を全力で楽しむ。エネルギーチャージ。ノンストップでおしゃべりしているうちに、ビールを3杯(笑)よく飲むな〜。さらに、アイスクリームでシメ。
「もう5時半!」「4時間も話し続けてたの〜⁉︎」
前は一緒にバスで帰ったけれど、今はそれぞれ反対方向のバスに乗る。なんとなくさみしい。
「またダンス教室でね〜」「荷物、取りに行けなくてごめんね」
昨年の引越しの際、インマは私の荷物2袋を預かってくれた。もちろんそのまま。この先どうなるかもわからず、今は寝室ひとつなので収納スペースがなく、いつ引き取りに行けるかもわからない。
「今週、今月使うものだけ」
に囲まれている暮らし。いつも何かが足りない。それでも、友達がいるとはなんという安心感なのだろう。不足や不便がかすんで見える。ってか、忘れて生活している(笑)。
「ぐるぐにゃ道(みち)」
私の道は、まっすぐなところがひとつもない。ぐるぐるぐにゃぐにゃ。安定とはほど遠い。でも、結果として、今日まで生き延びられている。その事実だけを、見よう。
みなさま、すてきな日曜日を。