希望は自分の中に

【一日一作プロジェクト】「希望は自分の中に」を作った。地下鉄駅へ走る。風に吹かれ、乱れた髪をそっと手で押さえる。女らしい所作。のはずが、よく見ると

「力こぶができてるやん」

笑。そんなに力入れてないのに〜。書類の打合せ、コピー屋、手芸品店、自然食品屋などを回ったら、すでに午後3時過ぎ。お腹ぺこぺこ〜。

セントロから家まで30分、さらに料理を終えたら4時過ぎ。いやいや、とても我慢できんやろ〜。そこで急遽予定を変更し、目の前にあった

「アラブ料理店」

へ飛び込む。90%がアラブ系のお客さん。なので、女性のみなさんは頭を布で包んでいる。飛び交う言語もアラビア語?トルコ語?何なん?全くわからず。

「せっかくアラビア系の店なら、羊の肉がいいよなぁ」

見れば、店内に炭火焼きコーナーが。焼肉のいい香りが漂ってくる〜。ビール&羊の炭火焼きを注文。そうして運ばれて来たのがこちら(写真)。とにかく皿が大きい。羊の肉の下には

「サラダ、フライドポテト、ごはん」

がどっさり。さらに、焼ピーマンまで乗って。すごいボリューム。見回せば、どの料理も大盛りでおいしそう。

「骨にかぶりつき、しゃぶり、しっかり完食」

やはり炭火焼きはうまいのう〜。さすがにお腹いっぱい。アラブ系のお店だからか、アルコールを飲んでいる人はいなかった。私だけ。そういえばモロッコへ旅行した時、立ち寄ったA町で

「レストランはもちろん、3つ星宿泊ホテルにもアルコールがなく」

呆然としたことを思い出す。商業施設ならビールかワインくらいあるだろうとタカをくくっていたのだ。すると、レセプションのお兄さん、ニコニコしながら

「ミントティならありますが、いかがですか」

うーん。ビールの気分の時に、熱いミントティか〜。あの時、ベラと深く反省し「次回のモロッコ旅行にはワインボトルを持って行こう」と、強く心に決めた。

そうしてのぞんだ2回目のモロッコ旅行。砂漠地帯まで車で行ったので、ワインだけでなく水も20リットル近く積んで。当時は携帯電話もなく、紙の地図だけが頼り。珍道中だったけど、楽しかったなぁ。

今はどこへ行くにも1人。分かち合うパートナーがいないのは寂しけれど、人生は私に大切なことを教えてくれた。

「最強のパートナーは自分自身」

私は、自分をあてにしている。誰かや何かでなく。

「希望は自分の中に」

「ESPERANZA(希望))」文字。希望はいつでも、自分自身の中にある。

みなさま、すてきな1日を。

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