【一日一作プロジェクト】「今いる場所から」を作った。猛暑の中、用事でセントロへ。
「地下鉄の冷房で涼をとる〜」
ひんやり。そういえば、家にクーラーがなく「冷房の効いたバスに延々と乗り続ける」友人がいたが、気持ちはわかる。
さくさくっと用事をすませ、お店の冷房で涼を取りながらセントロを歩く。スペインは今、夏のレバハス(バーゲン)の真っ最中。「REBAJAS」の張り紙が町中に。私のお目当ては、
「2000円以内で買えるサマードレス」「それも明るい色の」
日本の衣類の色調は全体に暗く、地味傾向なので(落ち着いているとも言う)、スペインで私の大好きなビビッドな色合いの服を調達。
「ピンク系」「花柄」「色とりどり」
の3着をゲット。いずれも小さな個人店で、それぞれ1200〜1600円ほど。お店のお姉さんとおしゃべりしながら〜。その1つは行きつけの中国人の雑貨店。衣類を見ていると
「あのー、○○はどこにありますか?」
店員に間違われる(笑)。まぁ、顔立ちがオリエンタルだからね〜。と思っていたら、別の店でも店員に間違われる。
「な、な、なんで?」
立ち方や動き方、視線や表情なのか?不明。明日は久しぶりにカルメンとランチなので、さっそく本日ゲットしたサマードレスを着て行こう〜。
さて。家に帰ると、父から写真が届いていた。庭のにんじんを掘り起こしたら
「こんなにできてたよ〜」
おおー。形はごつごつ、個性的。あの小さな種からここまで。しばし感動。正直、収穫できるとは思っていなかった。実はこのにんじんのスペース、
「日本庭園の小石を取り除き、庭から畑に」
自力で変えた場所。かちかちの硬い大地を深さ30センチほどクワで耕し、腐葉土や赤玉土、バーク堆肥などを注ぎ込み、土をふかふかに整えるのに数日かかった。たぶん最初は父も呆れていたと思うけれど
「このスペースで、スナップえんどうが育ち、にんじんを収穫できた」
と思うと、感無量。どうか日本政府は「自分の畑で採れた種を使える」ように、農家や国民を守ってほしい。新しく法律を作り、ねじ曲げ
「自分の畑で採れた種を使うことは禁止」「種は毎年、購入しなくてはならない」
なんてバカげている。自分の畑で採れた種を使う者は罰金や処罰へ。って、本気?日本政府よ、この国を売るな、手放すな。世界政府の言いなりになるな。自給自足こそ、国防。
「この美しい日本という国を、守りたい」
そういう政治家を応援したい。そして、私たち国民も行動を。6/23(日)スペインは総選挙でした。日本のみなさま、スペインの投票率をご存知ですか?
「70,18%」
7割以上の国民が、自分の国に関心を持っている。この国を守りたい、よくなってほしいと強く望んでいる。その熱い思いが、70%という数字にはっきりと現れている。
スペインの人たちは、明るく楽しいだけではない。全力で人生を楽しむとは、全力で家族や国、自分を守ること。幸せは今、自分のいる場所から始まる。
与えられるものを(おかしいと思いながらも)受け入れる、従うのは、日本人は上手です。それはそれでいい。そこに
「断固ノー」「従わない」「受け入れない」「幸せを守る」
という強い姿勢や覚悟、行動力をプラス。同じ意識を持つ人たちと仲間になって、この美しい日本という国を守っていきたい。そのためにもまず、流浪の民から脱出せねば〜。
みなさま、すてきな1日を。