【一日一作プロジェクト】「えりぇ」を作った。ハビ吉&叔父さんとランチ。本日のメニューは
「アロス(米料理)」
もちろん作ったのは、ハビ吉。叔父さんも料理上手なので、時々アドバイスを入れながら。私はテーブルセッティングと撮影のみ。
「いただきまーす」
日本語で手を合わせた後は、熱々のパエジャに喰らいつく。チキンと野菜入り。これが、めちゃうま〜。
「ケ・リコ!」「ケ・ブエノ〜」
さらにトマトとアボカドのサラダ、ガスパチョまで。これぞ王道。とはいえ、9月中旬を過ぎるとガスパチョは姿を消し「カスエラ(土鍋料理)」に変わる。
「見てみて!これ、パエジャ百選」
ハビ吉がうれしそうに、分厚い本を取り出す。パエジャのレシピ本。全てカラー写真付き。「これから1つずつ作っていくんだ〜」とうっとり。
「ほら、○○風パエジャ!こっちは△△を使ったパエジャだよ」
情熱というのは、人によって全く違う源泉からあふれ出る。らしい。料理が好きな人がうらやましい。次のパエジャ、楽しみにしてるぜ〜。
CDアート「えりぇ」。私がスペイン語を習い始めた頃は「LL(えりぇ)」というアルファベットがあった(LLで1文字)。それが、いつのまにかなくなっていた(笑)。うそ〜、知らんかった。
ふいに、この世から消滅してしまった言語(文字)のことを思い出す。最後の語り手が亡くなり、引き継ぐ者もなく。言語(文字)の消滅は、ひとつの文化の死を意味する。
母国語を大切に。みなさま、すてきな1日を。