「スペインで結婚式」企画
７回目の今日は
「グラナダ県へ出張！結婚式」
を紹介します。

われらがマラガのお隣の県は
グラナダ県。そう、あの
アルハンブラ宮殿のある。

今日、わたしたちが
めざす町はアルムニェカル。
高速道路を飛ばして
約１時間半。青い空と
地中海が広がってます。
今日もあつい～。

さて、教会に到着。
式の１時間前。
誰もいないどころか
教会も開いてない！
だいじょうぶなのか。

仕方ないので日陰で一休み。
スペインの午後４時、って
一番暑い時間帯。
みんなシエスタ（お昼ね）
してるんだろうなー。

「おなかすいた・・・」
とベラが言うので
さっそくサンドイッチタイム。
まるで、ピクニック。
今日は、仕事なんだけど。

暑いが、風が吹けば
けっこういける。
乾いた風のマラガでは
「風通りのいい日陰」にさえ
いられれば、何とかなる。

もちろん、マテ茶も
持ってきてます。
これだけ暑くても
マテ茶はホットに限る！
おいしく飲めるから不思議だ。

そういえば、モロッコで
砂漠地帯に行ったとき
３０～４０度の中で
ベルベル人のみなさん
熱いミントティ飲んでましたね。
「アイスで飲まないの？」
って聞いたら
「必ずホット！」
って。

２０分もすると、ようやく
教会の扉が開きました。
やれやれ。これから
一気に機材の搬入。

教会に一歩、足を
踏み入れて気を失いそうに。
あつい。
冷房なしで締め切ってあるん
だから当然だけど。

電源が入れられるのは
式のわずか１５分前なので
いつも仕方なく
暗闇の中で機材を設置。

それはいいんだけど
せめて「扇風機」を
使わせてほしい・・・

やっと電源が入るや
扇風機に直行！
「ああ～っ・・・」

家族友人が教会に
なだれ込んでくる。
さっそく演奏を開始！

花嫁の入場、
キャンドル、
コムニオンの儀式・・・
などにあわせて新郎新婦の
希望の曲を弾いていく。

エルビス・プレスリーの曲を
初めて弾きました。
きっとふたりの
思い出の曲なんだろうなぁ。

何年弾いてきても
花嫁さんの涙を見ると
毎回、じーんとします。
よかった、よかった。
お幸せに！

帰りはまた、高速に乗って。
グラナダ県はマラガより
ずっと「山岳地帯」なので
こうした景色が広がってます。
でも木はほとんどなく
岩山。乾いてる～。

左下は、アボガド畑。
アルムニェカルの町は
スペイン有数のアボガド
栽培地なのです。
高速道路のわきにえんえんと
アボガド畑が続きます。
しょうゆで食べると
おいしいですね。

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