【一日一作プロジェクト】「還(めぐり)」を作った(2022年の作品を紹介中)。今日はベラの誕生日。お祝いに
「吉祥画をプレゼント」
天上の庭に住むベラへ、感謝の気持ちを込めて。そんな思いで、昨年この作品を描いていた。極彩色で、天国からよく見えるように。8年前、パートナーだったベラが亡くなり
「音楽屋からアーティストへ」
生きる道を変えた。それから彼の誕生日には、ピアノ演奏の代わりに、お祝いとして作品を作り続けてきた。バイオリンや音楽や自然といった、彼の好きだったものをモチーフに。昨年のマンション退去で
「ベラと2人で暮らした場所を失い」「私の心が、思い出のすみかになった」
それで十分、という気がする。思い出は、私の血や肉となり、毎日こうして前に向かって歩ませてくれる。大切なのは、生きること。そして何より、私にとって幸せな人生とは
「どれだけ心を振るわせたか」
に尽きる。体験、思いの分かち合いが全て。ベラや母を失うことで、この世にいる者たちだけでなく、あの世にいる者たちにも作品を作るようになった。思いを伝えたくて。私にとって
「作品は手段、メッセージを込めるための器」
かつて楽器が、表現手段であったように。まだまだ、ももきみどりは進化する。無計画に(笑)無条件に。周りを驚かせ(困らせ?)ながら、アート道を進んでいくぜ〜。音楽屋時代、よくベラが
「ロカ(クレイジー)には、ケタ違いのパワーがあるからね」
と呆れていたけれど、まさか、さらにパワーアップするとは〜。ベラ、フェリス・クンプレアニョス!天国から見守っていてね。
「還(めぐり)」
誕生と終焉の物語。神秘のサイクル。私たちは役割を与えられてこの世に送り出され、役割を終えて還っていく。私はアーティストとしての自分の役割をまっとうしよう。
みなさま、すてきな1日を。