【一日一作プロジェクト】ボトル&ワイヤーアートを紹介中。ダンス教室の帰り、仲間のインマと
「久しぶりに焼きイワシランチ」
かつて住んでいたエル・パロ地区のチリンギート(魚介類レストラン)へ。懐かし〜。この店、行きつけだったんだよね〜。まずはビールで乾杯。
「踊った後のビール最高」「うまっ」
さっそく焼きイワシを注文。炭火焼きの熱々が運ばれてくる〜。イワシのシーズンは夏までなので、どうかなと思ったら
「おいしーーーーーっ」「めちゃジューシー」
これぞマラガ飯(笑)。焼きイワシにかなうものなし。塩とレモンだけ。つるっと皮を手でむいて、そのまま手づかみでがぶり。マラガ郊外に引越してから、海がすっかり遠くなり
「焼きイワシ、今年まだ3回目かも」
ふだんなら年30回とかなのに(涙)。次回は、イワシだけひたすら食べに来ようかな(笑)シーズンの終わる前に。あと2週間くらいは大丈夫か。
「タコ、頼もう」「エビもね」
食べては飲み、飲んではしゃべる。家族、健康、私生活、今年の予定・・・とにかくノンストップでしゃべり倒し、タコ料理の写真を撮るのをすっかり忘れた(笑)。
「デザートはアイスにしよう」「マンゴーがいいな」「私はピスタチオとトゥロン」
近くのアイスクリーム屋へ。これもマラガでは季節ものなので、冬の間は多くのアイスクリーム屋が閉まってしまう。海を眺めながら、テラス席でアイス。秋が来る前に、これができてよかった〜。
「実はこの秋にエジプト旅行するんだよねー」「いいなぁ」
ピラミッドにナイル川。スフィンクスにラクダ。ロマンチック〜。流浪の民の私は、人生そのものが「旅」みたいになってしまったので(笑)めざすは定住。
「荷物を預かってもらってありがとう」「いつでもよかったのに」
実は、インマはかつてのご近所さん。マンション退去の前夜、小スーツケース2個と大袋荷物1つを預かってくれた。へとへとでたどり着いた私を、手作りツナパイとビールでもてなしてくれて。思わず涙がぽろり。
「今日は2つ持ってくね。もう両手がいっぱいじゃ〜」「大丈夫?」
友達に支えられながらのマラガ生活。楽しい時間を、インマ・ムーチャス・グラシアス!バスと地下鉄を乗り継ぎ、1時間半かけて自分の部屋へ荷物を運び込む。もう汗だく〜。私の筋肉の全ては「生活筋」(笑)。
海と友達は、似ている。いつもそこにいて。私の心をそっと癒やし、無限の可能性を垣間見せてくれる。水平線を見ていると、後は進んでいくだけでよい、と素直に思える。
みなさま、すてきな1日を。