【一日一作プロジェクト】「いのうねり」を作った(2022年の作品を紹介中)。先日、かつてのお隣さんから
「7袋の荷物を受け取った」
のはいいが、袋の中にごちゃごちゃに詰め込まれていた衣類。使うにしろしまうにしろ、まずやらなきゃならないのは
「洗濯」
半年以上、物置きに保管されていたので〜。とりあえず、連日洗濯。取り込んだ衣類が山となり、置き場がないので、ベッドの端(壁際)へ。
「衣類の山と一緒に眠る」
まぁ、クッションだと思えば〜(笑)。素材は同じようなもんだし。海外生活をするようになってつくづく
「おおざっぱ、ものぐさな性格でよかった」
と思う。もはやサバイバル能力。特に苦境や逆境で威力を発揮。って、すごくない?こんな大切なこと、どうして学校で教えてくれなかったのか〜。
「生きていければ、まずはよし」
という圧倒的、絶対的プライオリティ。サバイバル的な直感と、細かいところは切り捨てられる精神。常識におさまらないある種の野生味。それらを大切に持ち続けたい。今思ったけど、日本の教育は
「伸びた芽を剪定」
しまくるよね(笑)。チョキチョキ、チョッキン。切りまくるやん。私自身、学校では毎日叱られていたけれど、心に羽が生えているので矯正不可能。その点、スペインは
「剪定する代わりに、出た芽を伸ばそう」
とする。そこが圧倒的にちがう。70%できれば「パーフェクト」と言われるし(笑)ちょっとできると褒めまくる。ほめられた方も素直に喜んで突き進むので、結果ウィンウィン。
日本は何でも整えすぎ。そろえすぎ。すぐに調整、修正、矯正しようとする(それで安心する人も多い?)。一見すっきり、揃って美しく見えるけど
「これはダメ、あれはダメ」
と、たとえ小さな剪定でも何百回、何千回と続けていたら、ツクツクに剪定され、いつのまにか「本来とは違う姿」になってしまう。だいたい
「ノーを言うと叱られる」「1人だけ違う意見を言うと和を乱す」
みたいな雰囲気が(笑)。なんなん。そりゃあ、従順でまじめで、上の言うことに疑いを持たない人間になるわ〜(人間改造システム)。人間的なスペインの生活を経験した私には、日本の教育は
「カストラード(去勢)」
に見える。本来、伸ばす「芽」を、小さな頃から切り落とす。早々に。それでも懸命に生えてきた芽も、容赦なく切り捨てる。「みんな同じ」にするために。人間は1人1人ちがう。それを、本気で守る社会であってほしい。
「いのうねり」
腹の底から突き上がってくる「命のうねり(いのうねり)」を大切に。そこが突破口。「飼い慣らされていない精神」には、闇を裂くパワーと無限の輝きがある。
みなさま、すてきな1日を。