【一日一作プロジェクト】ボトル&ワイヤーアートを紹介中。朝から用事で飛び回り、
「アップルケーキ&ミントティでひと息」
ここのところ問題が次から次へと。おいしいものを食べながらエネルギーチャージ。テラス席でのんびり。ミントの香りに癒される〜。手続き関連では、いよいよ最終通達が言い渡され
「とりあえず今年は無理。来年のチャンスに賭けよ」
ということに。来年のチャンス、ったって1%なのだから。あるのかないのか〜。私のために動いてくださった方々にお礼の連絡を入れ
「今年はここまで」
と立ち上がる。のっそりと。5ヶ月に渡り、全力を尽くしてきた手続き問題。ついに終止符が打たれた。ほんとこれだけで、本が3冊くらい書けそう。
「毎日新しいこと、一度もしたことのないことに挑戦し続けた」
5ヶ月。命をかけて。そんな時に突然「これ以上、道はない」「先はない」と行く先を閉ざされたら、全速力の私は壁に激突してしまう。実際、粉砕された気分。
「スーパーへ行こう」
こっぱみじんにされても、食料品は買いに行かねばならんのじゃ〜。両手に重い袋を抱え、いつもの木陰のベンチでひと休み。私のささやかな幸せタイム。木漏れ日とそよ風が気持ちいい〜。その瞬間
「ぽろり」
と涙が出てきた。自分でも気づかないほど。汗のように。自然に。すると、その木陰の散歩道の常連さんであるおじさまが
「にこっ」
と笑いかけてきた。いつものようにワンコを連れて。無邪気なレトリバーは、ベンチで休む私の周りをうれしそうに駆け回る。こちらもいつものように
「なでなで」
していると、おじさまはいつもより長く、私たちを2人っきりにしてくれた。もしかしら、泣いているのがわかったのかもしれない。そして、遠くからにっこり笑うと、ワンコを呼んで去っていった。
私の心は、さっきより軽く温かくなっていた。その風が吹いたおかげで。私の心を撫で、通り過ぎて行った2人。名前も知らない、行きずりのような彼らの笑顔と温もりが、私の涙を運んでいってくれた。
努力しても、結果に結びつかないこともある。それでも、進んで行くのが人生。
みなさま、すてきな1日を。