【一日一作プロジェクト】「歓芽(よろこびめ)」を作った(2022年の作品を紹介中)。廊下にある仕切り戸。その上の空いたスペースに
「アクリル板を取り付ける」
いくぜ〜。カバー紙をそっとはがすと、つるつる透明、傷ひとつないアクリル板が現れる。きゃー。大興奮。汚さないよう、意識を集中させボンドをつけ、両手でそうっと持ち上げる。
「よろよろと脚立にのぼり、一発で木枠に取り付ける」
緊張の瞬間。押し付けること5分。これだって筋トレ。脚立の上で作業をすると、体のバランス感覚が鍛えられるのを感じる。基本的に、両手は道具や素材でふさがれているので
「体を支えるのは体幹」「体の軸でバランスを取る」
おもしろいなぁ。地上部隊の父が、テープや雑巾などを手渡してくれる。1人で作業をすると、脚立の登り降りを何十回としなくてはならないんだよね〜。
「できた!」「おつかれさーん」
廊下2箇所、欄間2箇所。これにて冬支度完了。うっすらと汗が〜。体を動かす、って気持ちいい。ノコギリを手に取り、ギター代わりに
「ららら〜ん」
作業完了。歓びの宴(笑)。道具と素材は、私にとってはなくてはならない遊び友達。無限の可能性と歓びを与えてくれる。これから1ヶ月、実家の冬支度&プチリフォームが続く。
「北側のトイレ・洗面所を二重窓に」「北の廊下に仕切り戸をつける」「手作り温室(植物および父用)を手作り」「自分のアトリエ作り」「業者さんOさん&Yさんによる共同プロジェクト」・・・
怒涛の11月。とはいえ、日本帰国してからずっと踊っていないので、やや運動不足。自力リフォームや家の整理、家庭菜園や買い出しなどで、生活筋は使っているものの
「踊って、汗だくになりたい」
あの、髪の毛の中から吐き出す汗。頭から額や首筋にだらだらと垂れ落ちる汗。ドーパミン大放出のダンスレッスンが懐かしい。
「あっ、だったら、家で踊ればいいのでは?」
とりあえず、大きな鏡と床さえあれば。踊れるやん。うおっし。どうせ「作業場」を作るのだから「ダンスコーナー」も作ったれ〜。2メートル平方あれば、フラメンコは十分踊れる。
「お父さん、作業場の横にダンスコーナーを作ることにした」
父はもう、何も言わない。言ったところで、何も変わらぬことを知っているのだ。全ては移りゆく、変わり続ける。祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。そして、ロカ(クレイジー)につける薬はなし。
「歓芽(よろこびめ)」
歓びの芽をどんどん伸ばして。自分の「楽しい」に正直に、忠実に。できることより、やりたいことを。焦る必要はないけれど、時間は限られている。今日、今、この瞬間の気持ちを大切に。
みなさま、すてきな三連休を。
ももさんはやっぱ、いつだって最高っす!!
その後、マルベージャの生活はいかがですか。
おいしい和菓子はどうなったのかしら〜。
またマラガで偶然、会えるのを(声がかかるのを)楽しみにしています。
お仕事がんばってくださいね!