誘い鳥

【一日一作プロジェクト】「誘い鳥(いざないどり)」を作った(2022年の作品を紹介中)。朝一番で、注文していた「鏡」が届く。

「お兄さんが2人がかりで」

トラックから玄関先へ。幅90センチ×高さ180センチ。でかっ。いざ持ち上げようとして、重っ。びくともしない。説明書を見ると

「18キロ」

そりゃ、無理やろ〜。スーツケースと違い、持ち手はないし。両手で抱えようにも、大きすぎてうまくつかめない。仕方なく、ずるずると引きずりながら作業場へ移動。いったいダンボール梱包の中から

「どうやって取り出し、設置するのか」

しばし小首を傾げ、立ち尽くす。隣で見ていた父が「1人じゃ無理だよ〜。Yさんに電話してお願いしたら?」。工務店のYさん、くしゃみしてたかも〜(笑)。

まずはサイズを測り、どこに設置するか決める。幅90センチ×高さ180センチ。おのずと置ける場所は限られてくる。このサイズになると全身がきれいに映る。

「手を伸ばしても指先までちゃんと入る」

って、めちゃうれしい〜。これならダンスはもちろん、ストレッチや筋トレもできる。ダンベルも置こうかなぁ。モチベーションを上げながら作業開始。とりあえず、傾けながらゆっくりと鏡を起こす。

「大丈夫?」「がんばって〜」

チアリーダーのように、父が横で励ましてくれる(笑)。こういうことのために、私は筋肉をつけたいのだ。運んだり持ち上げたりするために。使える肉体がほしい。なんとか設置場所まで、18キロの大鏡を移動。すでに汗だく。

「よーし、後は設置するだけ」

立てかけておくことはできるので、倒れないよう父に監視を頼み、金具で鏡を固定することに。イスに登って、右手に千枚通し&左手に金具。その千枚通しを口にくわえ直し、右手にドライバー&左手に釘。日曜大工をすると

「口は第三の手」

なのだとつくづく思う。男子力ばかり上げている気が〜。いつも作業着だし。なんとか金具で大鏡を固定するのに成功。

「できた〜」「おつかれさーん」

地上部隊の父が「ブログ用の写真、撮ろうか?」と声をかけてくれる(笑)。これで、ダンスコーナーも無事完了。フラメンコを練習する時は、床に木の板でも置こうか?また、おいおい考えよう。

「誘い鳥(いざないどり)」

実はこれ、乾いて固くなった絵の具のカケラ。いわば、ゴミ。捨てようと手に取ったら、めちゃいい色やん〜(笑)。で、素材に。あっという間に、アートに、聖鳥に生まれ変わる。

「遊び心を大切に。それは『見方を変える』ことでもある」

固定観念をぶっ壊せ。「こうあるべき」から「こうしたら?」へ。私たちの心の風見鶏は、幸せの方向を指し続ける。私たちを、幸せへとひたすらいざなう、誘い鳥(いざないどり)。

みなさま、すてきな1週間を。

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