【一日一作プロジェクト】「希望に宿る平穏」を使った(2022年の作品を紹介中)。築30年の実家で
「初めてのバーベキュー」
ついにこの日が〜(笑)。スペインでは、庭といえば「ガーデンランチ」「バーベキュー」なのだけど、日本庭園風の我が家の庭は「眺めて」終わっていた。昨年より
「使う庭へ大変身中」
炭、食料、備品などを買い込み、会場準備。新品のバーベキューセットがまぶしい〜。本日は、市内に住む幼なじみのMちゃん夫婦をご招待。というか、旦那様が
「火ならできるよ〜」
と言ってくれたので、共同作業。まずはビールで乾杯。近況報告などできないくらい、いきなりドタバタ。
「うちわある?」「油塗る?」「塩どこ?」「もう乗せてもいいね」「こっち焼けた?」「玉ねぎがこげとる〜」「ひっくり返した?」「中まで焼けとる?」「次の肉、乗せるわ」
焼き加減を見たり、ひっくり返したり、なかなかのんびり座っていられない。でも、炭火焼きはうまいのう〜。庭の開放感が最高。これぞガーデンバーベキュー。
「暑いねぇ」「まだ蚊がおるよ〜」
今年の秋は暖かく、11月というのに半袖。炭の近くにいると、驚くほど熱い。すごいな、炭の力。なんてパワーを秘めているんだろう。やっと8割食べ終えたところで、近況報告が始まる。
「で、どうだった?」「いろいろあってねー」
Mちゃんも私も、今年は辛いこと、悲しいことが多かった。自分ではどうにもならない運命、喪失。どれだけ努力しても、報われないことがある。それでも、こうして集える、笑い合えることに感謝。
「さつまいも、ホクホク〜」「甘いねぇ」
アルミホイルに包んだ焼き芋。こんなにおいしくなるなんて〜。楽しい時間をMちゃん、Yちゃん(旦那様)本当にありがとう。そして、前日から一緒に準備してくれたお父さん、ありがとう。
夕方になっても炭は衰える様子もなく、結局最後は「炭消し壺」へ。ずっと熱を閉じ込めておける炭、ってすごいな。魔法の石のよう。炭について、もっと知りたくなった。
「希望に宿る平穏」
「ESPERANZA(希望)」文字の中に「PAZ(平穏)」がある。スペイン語っておもしろいな。
みなさま、すてきな週末を。