【一日一作プロジェクト】「夜窓シリーズ」を作った。いよいよ今日はクリスマス・イブ。
「¡Feliz Navidad! (フェリス・ナビダー)」
カトリックの国スペインでは、今夜は家族と夕食。1年で1番大切なイベントなので、みなさんさっさと仕事を終えて家族のもとへ。そのため、24日の夜は
「全てのレストラン&お店は閉まってしまう」
見事なまでに。外食なし(笑)。日本では考えられないだろうなぁ。夜になると街はがらーん。みんな家の中に。
「お母さん、花とお菓子だよ〜」
命日のお花とクッキーをお供えする。8年前の12月に母が亡くなり、あの年はベラが9月に亡くなったばかりで、家族がいきなり4人から2人になってしまい、本当に悲しい年だった。
「4人がけテーブルに、父と2人ぽつん」
と座っていると「なんとしても前に進まねば」という強い力が湧き上がってきたのをおぼえている。先に「伴侶を亡くした者」として、経験者として父を支えねばという。あれを思えば
「なんて穏やかなクリスマス」
るるるーん。鼻歌まじりや〜。スペインで買ってきたクッキーの材料、見てください。実にシンプル。小麦粉、砂糖、アニス、シナモン、アーモンド、オリーブオイル。これっしょ。
日本はどうして、こんなに添加物天国(地獄?)になってしまったのか。スーパーでお菓子が買えない(涙)。手作りパン的な店でも、材料を見るとたいてい
「マーガリンが入っている」
それで、つかんだ手を離す。そのくり返し。マーガリンって、食べ物じゃないよ〜(興味のある方はぜひ調べてみてください)。さて。先日ホームセンターから取り寄せた
「薪置きラックを組み立てる」
これがひと苦労。思いがけず力仕事。ひざまづいて1時間ほど作業をしていたら、汗がじんわり。「ふむっ」「くくっ」などと声を上げながら、久しぶりに全力でネジを回す。組み立てが完了したら、次は
「玄関先にブロックを置いてラック置き場作り」
なんせ日当たりがよく風通しがよく、って薪の条件は厳しい。そんないい場所、もう玄関先しかないよ〜(笑)。庭の石でも埋めない限り。
「お疲れさん、これで薪が置けるねぇ」
さっきまで、縁側でうたた寝していた父がねぎらってくれる。ラック組み立て作業の「キンキン」「カンコン」「がしゃっ」という金属音をBGMによく眠れるなぁ。とはいえ、これからまだ薪置きラックの上に
「雨よけの屋根を自力で取り付けねばならない」
薪作業フォーエバー(笑)。どんな素材がいいのか、インターネットで検索しているうち「ポリカ波板」なるものを発見。防水で安価、素人の私でも扱いやすそう。問題は、これに穴を開けるため
「専用の道具『板波キリ』なるものが必要に」
サンタさーん、ナタと波板キリをお願いします(笑)。さて、今日はこれから買い物へ。今夜は何を作ろうかな〜。デザートもひと工夫したい。楽しみー。
「私たちは生かされている」
それが、何よりのプレゼント。今、手にしているものを大切に。みなさま、すてきなクリスマス・イブを!