今日は、ベネズエラの名曲「コーヒールンバ」を紹介します。
原題は「Moliendo Cafe(モリエンド・カフェ)」と言い
スペイン語で「コーヒーをひきながら」という意味です。
わたしはこの曲を弾くとき、いつも「ある人」のことを思っています。
日本ではなじみが薄いかもしれませんが
ウーゴ・チャベスという一人の人間のことです。
今年の3月に、ベネズエラの大統領であるウーゴ・チャベス氏が亡くなりました。
中米、中南米の貧困層、労働階級を支える活動家として
国民から絶大な支持を得ていたウーゴ・チャベス氏。
アメリカ&ユダヤ資本に真っ向から反発、中米&中南米をひとつにまとめて
独立した経済圏を作ろうとしたため、暗殺の疑いがもたれています。
かのアラファト議長と同じですね。
なぜか、アメリカ&ユダヤ資本に反対する国のリーダーはここ数年で
次々と「がん」になっています。
興味がある方は、Googlede検索してみてください。
驚くような事実が、ぞろぞろと出てきます。
さて、話を音楽に戻しましょう。
陽気で、リズム感あふれるこの曲は、ベネズエラの太陽とトロピカルな気侯、
人々のエネルギーを存分に吸い込んだ名曲。
日本でもいろいろな人が、カバーしていますね。
わたしは「中南米のピアニスト」的なアレンジで弾きたくて
リズム感いっぱい!の編曲にしてみました。
この曲を編曲したのは3月だったので、まだマラガも寒く
「モーリエンド・カフェ、うーっ!」
と踊りながら「暖」をとって、編曲していたおぼえがあります。
やっぱ夏に、屋外で弾いてると、感じが出ますね。
ラテン音楽は演奏しながら楽しい~のでいいなぁ。
もちろん、マラガ人のレストランでも好評。よかったよかった。
それはいいのだけど、弾いてるとボルテージが上がって汗だくになるので
冷房、入れてもらえるとうれしいんだけどなぁ・・・
ブレイキング・ニュース!
昨夜から今朝にかけて、マラガに「大雨」が降りました!
まさに3ヶ月ぶり、くらい。かな。
最後に雨が降ったの、いつか思い出せないから(笑)
今日は今から、お隣のフエンヒローラ市に
「結婚式」の演奏にでかけてきます。
この日のために、新婦はなんと2ヶ月の間
新郎に内緒でバイオリンを、ベラ&わたしと特訓!
「ゴッドファーザーのテーマ」をいっしょに弾きます。楽しみ~。
式のあとは、中庭でカクテルパーティの演奏なので
晴れてくれるといいなぁ。