【一日一作プロジェクト】「夜窓シリーズ」を作った(2022年の作品を紹介中)。朝からスーパーへ。目的はもちろん
「ヤギたちに会いに」
笑。父からして「最初にヤギね。それからスーパー」。そうであろう。こっちがメインなんだから。どきどきしながら、草むらにヤギたちの姿を探す。
「いたっ!あそこあそこ」
緑の中に、ぽつんと浮かぶ白と茶。2頭とも元気そうに草を食べている。まずはほっ。近づいて行くと、私たちの歓喜オーラを感じ取ったのか
「ぐいいっ」
とブランカ(白ヤギ)が突進。父の腕に頭をすりつけている。さらに。ほっぺたにキス。きゃー。濃厚コミュニケーション。スペインかい〜。私もさっそく近づいてみると
「どしっ」
といきなり、そのひづめのある足を私のももの上に乗せてきた。確かに、ヤギは「登る」のが好きだ。だからって、私の上に乗らんでも〜。さらに
「ぐいぐいぐい」
と頭を押しつけてくる。私の帽子が気に入ったようで、ぽんぽんめざして突進。押し倒されそう〜。そして、ほっぺたへのキス。きゃ〜。ヤギセラピー、フルコース(笑)。
人懐っこいブランカ(白)と怖がりのマロン(茶)。マロンには1メートル以上は近寄れず、カメラも怖いようなので、そっと遠くから眺める。
「ヤギと大地と太陽と」
これっしょ〜。太陽の光を浴びながら、大地に座って、動物たちとたわむれる。太陽教、ここにあり。あっ、うちの本部にヤギを迎え入れようか(笑)。
「元気でいるんだよー」「また来るからね」
私たちが立ち上がると、2頭は再び熱心に草を食べ始めた。「おいしい葉っぱを持ってきてあげたいなぁ」父がぽつり。柿やススキ、ビワの葉っぱがヤギの好物らしい。次回は持って来られるかしら。
「うわぁ、なんだこれ⁉︎」「トゲトゲがいっぱい」
レッグウォーマー、パンツ、靴にびっしりくっついた植物。しばし父と2人、日光浴しながらトゲトゲを取る。これが、払ったくらいじゃ取れないシロモノ。ものすごい力で繊維の中に食い込んでいる。
「これじゃスーパーに入れないよ」「お父さん、お尻にもいっぱい」「座ったからなぁ」
猿の親子のように、トゲトゲを取り合う。そういえば、ヤギにもトゲトゲがいっぱい刺さっていた。取ってあげればよかったな。気づかなくてごめんよ〜。
今年最後に、元気なヤギたちに会えてよかった。ヤギ納め。きっと多くの人々が、ブランカとマロンに癒されているはず。どうかすくすく育ってくれますように。
今年もあと4日。みなさま、すてきな1日を。