【一日一作プロジェクト】「五聖獣・4」を作った(2022年の作品を紹介中)。日本を大地震が襲った。
「まさか元旦に」
想像もしていなかった。津波、火事、停電、断水、家の倒壊・・・なんということか。どうか災害地の方々が無事でありますように。被害が最小限でありますように。昨夜はスペインからも
「地震、大丈夫⁉︎」「生きてる?」
と続けざまにメッセージが入り、生存確認の返事が新年の挨拶になってしまった。なんという2024年のスタート。地震発生時、私は家で新年の大掃除&大整理をしていた。最初、あれ?と思ったのは
「仕切り戸にはめ込まれたアクリル板がガタガタと」
音を立て始めたから。そんな音、これまで聞いたことがない。どんな強風の時でさえ、アクリル板が揺れたことはなかった。父の部屋の古いガラス戸はさぞかし大音響だろうと廊下に出ると
「ふら〜」
とした。めまい?ふらふらしながらも「お父さん、そっち大丈夫?」と声をかけると、勢いよく父が部屋から飛び出して来た。
「地震だよ!北陸の方らしい」「やっぱり」「外に出よう」
庭に出てびっくり。足をつけている大地が「ふわ〜」「ゆらゆら〜」と、大きく揺れているのだ。大地の深いところから伝わってくる不気味な振動。電線や植物もふわふわと揺れている。
「ニュースを見よう」
大掃除を中断し、2人してテレビの前へ。石川県沖に津波警報が。「逃げて!」と緊張したアナウンサーの声が響く。災害地の方々の無事を祈りながら、はっとする。
「これがうちだったら、逃げる準備はできているのか」「家に留まる場合、停電や断水の中で生活する準備は?」
まさか元旦に、こんなことを自問するとは思ってもみなかった。大掃除はやめて、いきなり防災の準備に変更。父と避難リュック&バッグを用意。ほんと年1回くらい
「避難訓練が必要」
だよなぁ。いざという時にあわてないために。暗闇の中を懐中電灯の光だけで行動するとか。今度、父と実際にやってみよう。
さて。話は変わって。元旦の朝は「お雑煮と甘酒、なんちゃっておせち」で、のんびり朝食。父と甘酒で乾杯〜。
「明けましておめでとう」「今年も元気に過ごせますように」「お母さん、ベラさん、あっちゃん、おばあちゃん、今年もよろしくね」
父はいつも熱々の甘酒やお雑煮をお供えし、天国の家族と一緒に新年のお祝いをする。お菓子、お酒、餅、果物など飾り賑やかに〜。
「私たちを見守っていてくれありがとう。全力で生きるよー」
私は行動で、生き方で、見守ってくれる天国の家族にお返しをしたい。太陽の光に誘われて、午後から庭へ。スコップ片手に
「日光浴&土いじり」
太陽教、こうでなくては〜。先日作った、薪の上にかける「雨よけカバー」。なかなか好調。とはいえ、つけたり取ったりが面倒なので、近日中に
「プラスチックの屋根をつけねば〜」
作業フォーエバー(笑)。明日あたり、初詣にも行きたいなぁ。まずは、生かされていることに感謝。今日、今できることをして進んで行こう。
災害地のみなさま、どうぞご無事で。1日も早く、復旧しますように。家に戻れますように。生活が再開できますように。
みなさま、すてきなお正月を。