今日はひさしぶりに登場!の「ベラの日本語レッスン」。
というのも、あまりの暑さで「頭脳労働」が難しく
8月は「日本語レッスン」はお休み。
今日から9月、スペインは新学期で「おべんきょう」再開!である。
さて先日、国際電話で母がベラに向かって
「がまん、がまん。がまんだよ!」
と力強く、くり返した。それ以来、何かというとわたしに向かって
「がまん、がまん!」
「がまん、ですっ」
と言ってくる。さらに
「おしおき、ですっ!」
などと言うようになり、まったく暑いのに
どうしてこんなことを言われなければならないのか!
もう、うちの前の海に泳ぎに行きたくなってくる。
このあいだなど、国際電話で両親が
「夏の大バーゲンがあってねー、ベラちゃん用のXXXXXLの
Tシャツとランニング、10枚ほど買っておいたからね!」
と言うのをベラに訳してあげると、ふだんまったく買い物をしないベラは顔色を変えて
「ノー、ノー、とみ子さん、いえがつぶれる!」
と、日本語で答えていた。
「なに、してるの?」
と、聞くと、いちおうバリエーションを持って答えられるようになってきた。
「おさんぽ」「おしごと」「おべんきょう」「おひるね」「おやつ」・・・・
ポイントはすべて「お」で始まるところ。
「ベラ、がんばってね!」
「はい、がんばります」
と、すぐに出てくるようになったのはいいが
「わたしは、がんばりましたーっ!」
とすぐ自己申請するので今、なんとか打つ手を考えている。