【一日一作プロジェクト】「聖舞シリーズ・2」を作った(2022年の作品を紹介中)。家の中に、ノコギリを引く音が響き渡る。
「ザッザッ」「シュッシュッ」
今年も始まる自力家作り。板を切って、ヤスリをかけ、キリで穴を開け、釘をねじ込み・・・DIY生活は続く。確かに時間もかかるし面倒だけれど
「あらゆるものが手から生まれる」
すばらしさに、毎回感動する。道具と素材があれば、創造フォーエバー。庭仕事もしかり。野菜も花も
「道具と素材があれば」
どれだけでも〜。あとは自らの情熱、太陽と水、空気と大地があれば。オーレ!何より
「創造は最強の筋トレ&脳トレ」
実は、今年作る大サイズの作品にはDIY部分もかなり必要になりそうで。工務店のYさんに相談したら「器用だからできますよ」と軽く突き放されたし〜(笑)なんでや。
「これをこうして」「ベニアを貼って」「こんな金具を使って」
紙にサラサラと仕組みを書いてはくれるが、私は建具屋ではない。ペイント専門なのだ、と言いかけたら「キウィ棚よりずっと簡単です」。そこかい〜。ただ今、あれこれ消化中。
さて。庭のキンカンがすっかり色づき、収穫が楽しみになってきた。縁側からぼんやり眺めていたら、なんと。鳥が枝にとまり、キンカンをつつき始めるではないか〜。
「もう甘いのかなぁ」
あんまり一生懸命に食べているので、そっとしておいた。写真を撮ろうとスマホを向けたら、その気配を感じ取ったのか、ささっと飛んで行ってしまった。ごめんよー。庭へ出てキンカンを確認すると
「おぉお、見事にかじられてる〜」
そして、大地にはこぼれ落ちた種が。そっかー。そうやって、回っていくんだ。鳥がついばみ、種が大地に落ちて、そこから根が張り、芽が育ち・・・
「私たちは、大いなる自然のサイクルの一部」
あの鳥は、なんていう名前なんだろう。その話を父にすると、パズルをしていた手をはっととめて「そういえば」と、思い出すように呟く。
「お隣さんはキンカンの木にネットをかけてたよ」
なるほど。収穫の2〜3月までそうやって実を守るらしい。昨年はキンカンを甘く煮つめてジャムにしたけれど、今年もできるかしら。ホームセンター通いが今年も始まる。
みなさま、すてきな週末を。