今日から始まる新企画は「ももの音楽づくり～２０１３」。
今年スペインで、わたしたちが中心に弾いてきた
「２０１３年のレパートリー」を毎週、紹介していきます。
１１月の日本ライブで、ぜひみなさんといっしょに楽しみたい！と思っています。

今年は、「ノリのいい曲」をたくさん弾いてきました。
というのも、スペインの不況の波をまともにかぶり「ホテル演奏中止」
さらに「外国人向きのおしゃれなレストラン演奏中止」で
わたしたちにお声がかかったのは
「スペイン人、それも地元マラガ人のレストラン」。

すごい。お客さんが元気。歌う、踊る。席にじっとしていない。
「席についてくださーい！静かにしてくださーい」
って店長、学級委員みたい（笑）。

何が大変、ってスペイン人のお客さんのレパートリーは
アングロサクソン系のお客さんとはまったくちがう。
同じヨーロッパにありながら、これだけちがうの？って。
おしゃれにクールになんて弾いると、「つまんなーい」って言われる。
今年はほんと、汗だくで弾いた一年でした。
あっ、今気づいたけど、ホテルや高級レストランとちがって
「冷房」がないな（笑）

さて、「動画」も撮ったので、You tubeに近日中にアップします。
わたしのデジカメで撮った「デモ動画」なので、音質は悪いですが
「こんな感じ」というのを、ぜひお伝えしたくて！
「枯葉」「コーヒールンバ」「エリーゼのために」「ラグリマス・ネグラス」の４本、
さらに「ももの・・・」「ベラの・・・」、番外編として「オウムの・・・」の計７本。
どうぞ、お楽しみに！

日本向けのプログラムとして「スイングしなけりゃ意味ないね」や
「ハンガリー舞曲第５番」なども考えています。
母からは「リンゴ追分」と「芸者ワルツ」を頼まれているし。
９月の結婚式の仕事がひと段落ついたら、考えようかなーと思っています。
みなさんの希望はありますか？

音楽はライブで楽しむのが一番！
ミュージシャンの動きや表情、エネルギーを見て、聞いて、感じて。
わたしたちもお客さんの思いや呼吸を感じながら、いっしょに「一期一会」する。
それこそが、ライブの醍醐味、オ～レ！

だからわたしたちは、ちょっと小さめのレストランやライブハウスが好き。
お客さんの顔が見れて、おしゃべりができて。
ライブの前、まるで何も知らなかった同士が
ライブが終わると、笑顔でおしゃべりできるような。

日本のみなさんといっしょに、音楽を楽しめるのを楽しみにしています！

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