【一日一作プロジェクト】「聖舞シリーズ・5」を作った(2022年の作品を紹介中)。名古屋歩きの話を書こうとしたら、昨日の夕方いきなり
「今から、端材(はざい)を持って行きます!」
と工務店のYさんから連絡が。この寒空の下、薪ストーブ用の材木をわざわざ届けてくださった。家の工事をするだけでなく、その後の私たちの生活のことも考えて助けてくれるYさん。
「こんなに!!!」
Yさん、ありがとう〜。なんと荷台いっぱいに端材が。ここに積み込むだけでも大変だったろうに。外の気温はたぶん7度くらい。黙々と端材を荷台から下ろす姿に胸が熱くなる。
「うっしゃあ、私もやるぜ〜」
こうなると、寒さも感じない。アドレナリンの力ってすごいな。ものすごい勢いで板をつかんで、車庫へと運び込む。その音を聞きつけて、リビングでパズルをやっていた父が現れた。
「手伝うよー」「はぁあ?寒いでやらんでいいよ。暖房の部屋で休んどりん」「でも、すごい量だよ」
まぁ、確かに。車庫の脇だけでは収まらず、通路辺りにまで。興味のない人から見たら、ただの「ゴミ」でも、今の私には
「宝の山に見える〜」
キラキラ〜。そうして15分。全ての端材を無事運び込んだ時の達成感。充足感。着々と進む薪ストーブライフへの準備。期待。希望。オーレ!実は10月下旬
「薪ストーブをつけたいんです」
とYさんに告げると「ええっ⁉︎」と、しばし言葉をなくして固まっていた。「言い出したら、やる」客であることは、Yさんも知っている。はず。
「薪って?」「いくら?」「どこで?」「端材って?」「広葉樹と針葉樹?」
どんな質問にも、イラつくことなくつきあってくれるYさんに感謝。「大きいのは電鋸で今度切ってあげますよ」「あ、あ、ありがとう〜」。作業代(運び賃や素材代)などを尋ねたら
「そんなのいいですよ」
と、笑って去って行った。その後ろ姿を見ながら父がぽつり。「何かお礼をしないと」。確かに。そこで、はたと思いつく。
「2階をリフォームしたかったんだよなぁ」「はぁあっ⁉︎」
顔色を変える父を横に、端材の中で仁王立ちする私。仕事を頼むのが1番だよね。とりあえず木材の整理は、明日の早朝にやることにしよう。そうしないと
「車が出せない」
笑。どんなん。父のかかりつけのお医者さんから「お父さんをあまり刺激しないように」言われているが、催しもののある毎日、楽しくない?(←また叱られそう)
みなさま、すてきな1日を。