遊芽シリーズ・8

【一日一作プロジェクト】「遊芽シリーズ・8」を作った(2022年の作品を紹介中)。薪割りブログは続く。

「野太い角材から、ぺらぺらの薄い板へ」

カットは進む。薄いものは数枚重ねで一気に。これまで、どっしりした角材は一辺ずつ筋をつけ、4辺から電ノコを入れていった。

「中心部がつながっていても、叩きつければ割れる」

状態に持っていく。電ノコを握る手ごたえで「これくらい」がわかるようになると、一気にスピードアップ。切り口はギザギザでもいいので、じゃんじゃんいくぜ〜。木漏れ日の中

「太陽と、木とたわむれる」

遊ぶように作業をすれば、日常生活もイベントに。ドーパミンも溢れ出てくる〜。

「もう置く場所がないね」「薪ラックが来るまでダンボールに入れとこう」

とりあえず、薪作りはこれでひと段落。じんわりと汗が〜。ふと見上げれば、青い空をバックに松が枝を広げている。

「龍の如く」

体をうねらせ天を舞う。この庭を守ってくれる、我が家の松龍。今年はレモンが豊作で、ひとつ手に取ってみたら、まん丸で「玉」のよう。まさに

「宝珠(ほうじゅ)」

龍が手でつかんでいる、病を治したり災いを避けたり、願いを叶えてくれるという、あの神聖な玉。松とレモンは、我が家の聖樹。伝説はどこか遠くにあるものではなく

「私たちの目の前に、毎日の中にある」

なんてドラマチックな日常生活。感受性や想像力を、洗脳の手から守り抜きましょう。私たちの心に、魂に、手をかけさせるな。

薪仕事を終えた父が、イスに座ってひと休み。陽だまりの中、手袋をとりながら。まるで

「一仕事終えたプロフェッショナル」

みたい(笑)。かっこええやん。週末はまた雨の予報。さっそく薪たちにカバーをかけておかなくちゃ。

みなさま、すてきな1日を。

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