【一日一作プロジェクト】「夢芽シリーズ〜もも衣・3」を作った(2022年の作品を紹介中)。ホテルへ画材を運び、名駅のスペインバルへ走る〜。
「お久しぶり〜」「会いたかったー」
岐阜から駆けつけてくれた建築家の酒井稔さんと、フラメンコダンサーの吉村優子さん。なんと、優子さんは午後にフラメンコのライブを終え、
「そのままのお化粧で登場」
すてきー。めちゃフラメンコ〜(笑)スペインムードいっぱい。まずはスペインビール、赤ワイン風ドリンク(ノンアルコール)で乾杯。
「パエジャ、あんこうのアヒージョ、それから〜」
料理を頼んでいると、ひと足遅れて、岡崎からピアノ教師の相馬和子さんが到着。「おつかれさま〜」再び乾杯。
「建築家、フラメンコダンサー、ピアノ教師、流浪の民アーティスト」
4人集まれば〜。アート話に花が咲く。近況報告がひと息ついた頃「今夜、みなさんに尋ねたいことがあります」と切り出す。ざわざわ〜(笑)。
「今年やってみたいことは何ですか?心惹かれているものでもいい」
その人が夢中になっていること、心惹かれているものを知りたい。私にとって、それが「今のその人」を知る1番いい方法。それに。もしかしたら。互いに分かち合い、協力し合えるかもしれない。
「実は昨年ピアノを始めて、今年もぜひ新曲を」
酒井さんが、ピアノを始めたきっかけ、音との不思議な出会い、その熱い思いを語る。現ピアノ教師、元ピアノ教師を前に〜(笑)。すると、和子さんがぽつり。
「だったら、7月に京都で弾きません?」
聞けば、自由に参加できるピアノ演奏の催しがあるらしい。「ええっ、いきなり。いや、でも〜」焦る酒井さんに
「さっき新曲を準備するって」「あと半年あるし」「いい機会かも」「京都観光か仕事の打合せついでに」「人生、偶然はない」
すっかり酔いの覚めた酒井さんを置き去りにして(笑)盛り上がる女性陣。お次は優子さん。プロのダンサーとしてあちこちで踊りながら、フラメンコ教室の先生としても活躍中。
「能舞台や芝居小屋でのフラメンコライブ、物語性のあるフラメンコをやってみたい」
すてきだ〜。現在、企画中とのことで、詳しくは書けないけれど、ぜひ観に行きたい。聞けば、2/12に岐阜で優子さんのフラメンコショーがあるとのこと。
「行きます!情報送ってください」
興味のある方、ぜひどうぞ(案内を貼っておきます)←空席わずかなので、すでに満席だったらごめんなさい。そして、お次は和子さん。
「脳トレピアノの活動を広めていきたい」
これまでの個人のピアノ教室に加え、脳トレピアノ教師として活動中。シニアの方々がうれしそうにピアノを弾いたり、生徒さん同士が友達になり、楽しく出かけて行く姿に「機会を提供する」喜び、やりがいを感じているとのこと。
夢中になっていること、心惹かれるものを話す時、人はなんてすてきな表情を浮かべるんだろう。見ているだけでうれしくなる。応援したくなる。
「で、ももさんは?」「流浪の民からの脱出と、空間アート」「だったら、うちの竹林でやったら?」
酒井さんが、とんでもないことを言い出す。聞けば私有地で、基本「何をしてもいい」らしい。
「竹を切っても、利用しても、自由にどうぞ。僕も手伝います」
おぉお〜。竹林アート!なんかすごいことになってきた。「木」という自然の素材。「屋外」という空間。すごくない?怪しいほどに胸が高鳴る。
「そこで優子さんが踊り、和子さんがピアノを弾く、ってのもいいですよね」
酒井さんがたたみかける。コラボという可能性。私たちは、無限の可能性を秘めている。若い頃は、まだ失う時間があった。でも、折り返し地点を過ぎ、人生の後半に入り
「もう失っている時間はない」
一期一会。もしかしたら、この4人がこうして集まれるのは最後。ということだって、あるかもしれない。だったら、すぐ行動じゃない?
「竹林、見に行っていいですか?」
ももきみどりに「酔った勢い」は存在しない(←いつも本気)。とにかくノンストップでおしゃべり&スーパーエネルギーチャージ。酒井さん、優子さん、和子さん、お忙しい中を遠方よりムーチャス・グラシアス!
実はその夜。ホテルに帰っても「竹林」のことが頭から離れず(笑)。夜中の2時過ぎまで、アイデアが次から次へと。私を刺激しないでー。寝不足になるやん。そういえば、酒井さんに
「体調が悪い時はどうやって回復するんですか?」
と聞かれ、ひたすら寝てうんぬんという話をしたら「それ、裏山のイノシシと同じですよ!」って(笑)。なんとなく納得。私は獣的なところがあって、満月の夜には眠れなくなるし(←父に言ったら「動物なの⁉︎」と)。
とにかく、新しいスタートを切ると決めた2024年。どんどん新しいことに挑戦だ〜。名古屋レポートは明日に続く。
みなさま、すてきな1日を。