【一日一作プロジェクト】2022年の作品群を紹介中。庭で水をやっていたら、黄色い花が目についた。
「あれ、菜の花?」「ええっ!ほんと⁉︎」
あわてて父が飛んで来る。実は昨年「菜の花がほしい」と、父がガーデンセンターで3株購入。最初は黄色い花を揺らしていたけれど、夏前には枯れ果ててしまいそれっきり。
「うちの土には合わなかったなかなぁ」
と残念に思っていた。花が咲く前の、茎や葉の状態の時に、菜の花だとわからなかった理由のひとつは
「種が飛んで、植えた所とは別の場所で」
育ち始めたから。どこに飛ばされても、その場所で再生する。その姿、生命力、順応力、再生力に感動し、しばし見惚れていた。そのたくましい姿に、ふと流浪の民である自分を重ねる。
「置かれた場所、環境が、自分の生きる場所」
なぜ、とか、どうして、とかとは関係なく。私たちの人生は、大きな流れの中にある。コントロールできない激流の中だからこそ
「コントロールできるものに集中しよう」
呼吸や表情、言葉や態度、何をするのか、何を体に入れるのか入れないのか、誰に会うのか、何を人生から捨て、命をかけて守り抜くのか。
植物たちは、いつも私に勇気をくれる。それは、神秘のメッセージ。庭は、哲学の場所なのだ。ふと横を見ると、父がハサミを手に勢いよく
「松を剪定し始めた」
すごいな。太陽の力は。人を一瞬でやる気にさせる(笑)。その横で私は、父が足をかけている「石」を見つめながら「どうやってどかそうか」ひっそり考えている。
さて。ホームセンターでスチール棚を追加購入。さっそく組み立てる〜。今回の家のインフラ整備で、かなり道具が増えてきたので
「工具やアウトドアグッズを置くコーナー」
を作ることに。実はまだ、これからハードな道具があれこれ届く予定(笑)。はたして使いこなせるのか〜。工務店のYさんに教えもらえないかしら。
そうそう。先日収穫したカリフラワー。爆発した花のような姿だったので「トウが立って食べられないかなぁ」と思っていたら、
「おいしーーーーっ」
ちゃんとカリフラワーの味。初めて自分で作ったことに感動し、味付けなしでじっくり味わう。父はシチューにどかんと入れていたけど、もったいなくて〜(←作るとこうなる)。
2月中旬になると、春の気配があちこちに。ジャガイモの「種芋」をそろそろ買いに行かねば〜。
みなさま、すてきな日曜日を。