【一日一作プロジェクト】ついに本日、作業場オープン&ペイントスタート!
「ペイントしてる場合か〜。荷造りしろよ」
という声が聞こえる(笑)。そうなんだけど〜。それができたら、ももきみどりじゃなくない?ペイントしたい衝動で、朝4時頃に目が覚めて
「そのまま突っ走る〜」
床にどばっとキャンバス地を広げて。縦長すぎて、かけられる壁がない。土壁なので鍵も打てず。とりあえず、絨毯みたいに床に広げてペイント開始。
「どどどどどーーーーーーっ」
ものすごい勢い。大きなサイズは、体で描く。呼吸で描く。アドレナリン大放出〜。よくまぁ、このスペイン出発前で時間のない時に、後先考えずペイントするな。自分のことながら。それも
「2枚同時進行」
いや、あの、ちょうど2枚、ロールキャンバスが手元にあって〜(笑)。まずはざっと構図を決める。太い筆で一気に。さすがに色を描き込んでいく時間はないけれど、まずは思いを形に。
「創作の衝動に身を任せる」
忘れてた〜この感じ。最高やー。身も心も夢中。私のよく知る「心身状態」。ってか、こっちが私にとっては「日常」なんだよなぁ。あと1週間では、とても作品は完了できないけれど
「作業場をスタートできた」
ことが大事。こうしてアトリエを作り上げられたし。ずっと描きたかった大サイズにペイントできたし。よくぞここまで。今、手にしているものを見よう。
「あれ?それスペインから持ってきた作品?」
何も知らない父が、新作を見てぽつり。「いや、今描いたんだけど」「えええっ!」。ももきみどりは、いつも突然に〜(笑)。
「荷物は大丈夫?ホテルは?書類は?」
心配そうな父を見るたび、56年間に渡り心配をかけ続けてきたことを思い出す。父にしたら「寝耳に水の100本ノック」。申し訳ないを通り越して
「お父さん、庭でお茶しよー」
反省している時間はないさ〜(笑)。人生、楽しまなくちゃ。貴重な父との時間だもーん。庭をうろついていたら、薄っぺらい石を発見(写真)。
「なんか古代の道具みたい」
なにこれ?触ってみると、切り口が鋭くて固くて、めちゃ切れ味よさそう。大切に取っておこう〜。びわの木やローズマリーが勢いよく伸びている。
「このわさわさ感、雑木林感」
が好き。区画整理された庭じゃなくて。きっちり色分け、線引きされた花畑を見ると、申し訳ないけど吐き気をもよおす。なんでかな?
今週末は暖かくなりそうですね。みなさま、すてきな 週末を。