5.ドアをノックするオウム

「チキ&もも・動画シリーズ」5回目の今日は
「ドアをノックするオウム」を紹介します。

今日、紹介する動画は短いですが
ふだんはえんえんとこうして、何十回もドアをノックし続けます。

これもスペインの習慣、「ノックをする」と「ドアが開く」ことを理解してせいで
わたしたちが、ドアを閉めて仕事をしていると
「ドンドンドン、コンコン・・・」
「シィ、アデランテ(はい、どうぞ)!」
と、ドアを開けるが誰もいない。で、下を見ると・・・
わたしたちの足元をすりぬけて、オウムがよちよち歩いて部屋に入ってくる。
「ケ・エス・エスト(何なんだっ、これは)!」
「だから~習慣でしょ、スペインの。ノックしてドアを開けてもらう」
「なんで、オウムがドアをノックするんだっ」
ベラがバイオリンを手にあきれかえる。
「そ、それに歩き方がまるで、あひるじゃないか」
「あっ、それは侮辱だと思うよ、自分はオウムってプライドあるから」
「にわとりって呼んでやる」

しかし、考えてみれば「礼儀正しい」オウムだ。
「マナー」「スペインの習慣」としてもかなっている。
床を静かに歩いてきて、ノックしながら、ドアが開くのをじっと待つ。
5分でも、10分でもドアの向こうで、じっと待っている。
けなげでさえ、ある。

が、このままほかっておいていいものか、相手がオウムなだけに
ちょっと判断がつかないのである。

Facebook にシェア
[`google_buzz` not found]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です