【一日一作プロジェクト】草履アート「夢芽(ゆめ)シリーズ・1」を作った(2022年の作品を紹介中)。ベリーダンス教室。体験レッスン後、その勢いで即購入した
「腰飾りとスカート」
さっそく身につけレッスンへ。なんせ前回は「ジムへ筋トレに行くような」雄々しいスタイルだったので、この変化は劇的。
「おぉお、すごい」「早い〜〜〜っ」「もうベリーの雰囲気」「セクシー」先生や仲間から驚かれる。そうであろう、なんせ人生で初めて
「ベリーダンス関連の通販」
を見まくって、教室以外では着て歩けないようなスカート&腰飾り2セットを購入したのだ(←私は普段着にして歩けるけど)。どうせやるなら本気で。全力で。みなさんからは半年遅れだけれど
「がんばって振り付けおぼえます!」「おぉお〜」
音楽に合わせて体を動かす、って最高。フラメンコはリズムや動きの「強弱」「緩急」がはっきりしている。スピード感もあってかっこいいのだけど、ベリーダンスはひたすら
「柔と美の追求」
私の1番苦手とするところ。とにかく「胸だけ」「肩だけ」「首だけ」とか、あるパーツだけを動かすのが最初の難関。
「一枚板のような上半身に、部分的に動くことを教え込めるのか」
知らないと思うけど、実は動かせるんだよ〜って(笑)。56年間、一度も使ったことのない、基本的に動かないパーツを動かそうとする。ので、完全にリハビリ。なのに
「楽しすぎる〜〜〜」
恍惚。ベリーダンスのポイントは「みぞおち」や「鼠蹊部(そけいぶ)」であることがわかってきた。だいたいこの日まで
「そんな場所が自分の体にあったなんて」
知らなかった。ってか、意識したことがなかった。肉体の神秘。「肉体は眠っている」のだ。目覚めさせてあげよう〜。とてもセクシーで美しい先生が
「ももさん、大股すぎ」「みぞおちが開いているからしめて」「勢いよすぎ」「そけいぶを突き出す」
ひとつひとつ丁寧に教えてくださる。そのうち、腰飾り(ヒップスカートという)が「シャンシャン」と音を立て始めた。おぉお。ついに。
「鳴ってる〜〜〜」「そうそう、できてます」
感無量。あっという間の1時間。ベリーダンスの道はまだまだ遠いが、大切なのは「歩いて行くのが楽しい」ってこと。仲間のみんなが
「スポーツしてる人の体だ」「ふくらはぎが違う」「体脂肪率低そう〜」
肩も背中もお腹も足も見えているので、お互いの体型がよくわかる。不思議だけど、隠しているものが少ないと、心理的距離感がぐっと近くなる。
「ダンスのない人生なんて!」
思わず叫ぶと、始めて半年というFさんが「本当はもうやめようかと思っていたけど、ももさんが入って来ちゃったし〜」とぽつり。
「ダンスに年齢も国境もない。あるのは、歓びだけ!」「おぉお〜」
ダンスみな兄弟。踊れば命が花開く。踊って、体を動かして、みなさますてきな1日を。