【一日一作プロジェクト】2022年の作品群を紹介中。女友達との夕食までにまだ少し時間があるので散歩に〜。ふらりとホテルを出た瞬間
「ももちゃん、どこに行こうとしとるの!」
背後から声がかかる。振り向けば、大木ちゃん(笑)。4、5年ぶりに会って、最初の言葉がそれかい〜。さらに、たたみかけるように
「なんでじっとしておれんの〜」
多動症やからー。さっそく予約先のレストランへ。火鍋?ん?なにそれ?店に入るや、見たこともない「たれコーナー」がどどーんと広がっている。
「ここで自分でタレを作って席まで持っていくんだよ」
ほおぉ〜、楽しそうやー。テーブルに大鍋が届けられ、ぐつぐつと煮え立ち始める。激赤、白、朱色の3色。それぞれ味付けが違うらしい。肉団子、豚肉スライス、魚、野菜らを
「3色の汁の中にどんどん放り込む」
ぽいぽい投げ込んでいると、なんだか鍋というより「温泉」のように見えてくる。唐辛子の浮いた「地獄谷温泉」、漢方の浮いた「白骨温泉」。つかりたくなってくるぜ〜。
「ももちゃん、飲み放題だからどんどんいこう」
うおっし。まずはビール、ワインでスタート。さらに梅酒、お次はジントニック。鍋が忙しくて、なかなか落ち着いて近況報告ができんぞー。
「それで、今何やっとるの〜」「うーん、それがさぁ」
お互いにいろいろ問題はあるけれど、こうして笑い合えることに感謝。飲んで食べてしゃべって騒いで、2人女子会でエネルギーチャージ。
「見てみて。鍋に龍の頭がついとる〜」
縁起よさそう。出会って35年近くになる私たち。私はスペイン、大木ちゃんは香港へ。会えない時間の方が長かったけれど、本質は変わらず。遊ぶこと楽しむことが大好きで、今に全力投球。会社員時代はよく
「終電をのがしてまで栄で飲み歩き」
翌朝、ふらふらになって会社で合流(笑)。あのバカさかげんというか、全力で今を楽しむパワーは今も健在。大木ちゃん、すてきな夜をありがとう!これからも、自分の気持ちに忠実に生きていこうね。そしてシメは
「昭和歌謡カラオケ」
これっしょー。久しぶりに2時間歌った。気持ちいい〜。カラオケなんて何年ぶり?あんまり爆笑しすぎてアドレナリン大放出で、ホテルに帰ってもすぐには眠れず。翌日、ホテルから大木ちゃんに写真を送ると
「めくるめく刺激ナイト」「朝起きて、あれは夢だったのかと思えた」
と、返事がきた。つかの間の夢。非日常。強烈デスチャージ。すとんと憑き物が落ちたように、私たちはリセットして、また現実に立ち向かう。
「そのカラオケ店に」
翌日、また押しかけることになるとは〜(笑)。人生の不思議。名古屋レポートは明日に続く。
みなさま、すてきな 週末を。